飼育と採集の知恵袋 ~2017年度~

カブクワ飼育と採集について私自身が覚えた事、見つけた方法などの中から役に立つ(事があるかも知れない)ものを紹介してみます。 

尚、ここに書かれた方法等はあくまでも<事例>でありますので、

その効果や安全性を保障するものではありません。実践されるに当たっては、

ご自分の自己責任にてお願い致します。

【9月28日 しとしとピッチャンしとピッチャン】

 

今宵は2名の爆弾魔が山を照らす予定だった。

その2名とはオラとフィニッシュ君・・・。

今夜は午後9時までに雨の降水確率が50%ということだったが雨でひるむ爆弾魔でもなし、逆に8時位から降ってくれりゃあウエルカムだぜ!と先に現場に着いたオラがいそいそと準備にとりかかっていたら小雨が・・・と思ったら土砂降りに変わった。

今夜の相棒フィニッシュ君がアフリカの呪術師もビックリのアメフラシ(雨男)なのをすっかり忘れてた・・・。

仕事を終えて山に向かうフィニッシュ君の気配を察して山がバリアーを張ったかの如く目の前の道路が川になっていく。

しかしどんなに雨が降ろうとも二人の変態の欲望と行動を抑えることはできないのである。

オオクワ採れなくても絶対にムラサキシタバだけは採って帰る!と決めている。

点灯開始!・・・待てど暮らせど蛾と変な雑虫しか来ない。

蛾が来るのは良いのだけれどお目当てのムラサキシタバも一匹のクワガタも来ない。

遅れて別ポイントに入ったフィニッシュ君は合羽を持ってないのでTシャツにジャージ姿で既にいつも通りずぶ濡れになっているに違いない。

秋の雨がそぼ降る夜の川っ端に佇むその姿は河童に見えることだろう・・・。

程なくしてJ・N氏が陣中見舞いにホットコーヒー持参で来てくれた。

暫しの雑談の後に帰っていったが本降りの中でライトを消さない俺らに呆れたことでありましょうね。

さて、シロシタバとベニなんとかシタバだかは来てるけどムラサキシタバもクワガタもオラんとこには相変わらず来ない。

フィニッシュ君の方はどうなってる?電話してみたらノコ♂大歯を含めて♂♀数頭のクワガタが来ているという(あんだと~!)。

頭から煙りを出しながら続行!。

時刻は丁度午後8時、木陰から大きなヒラヒラが舞い出て来た!これはまさしく今期一度もお目に掛からなかったムラサキシタバに違いない!逃がしてたまるか!と追い掛けるが逃げるんだなこれが・・・。

ヌオ~ッ!と声を出したらまた逃げる(声出しちゃいかんのだった・・・)。

抜き足差し足忍び足で接近・・・漸く毒タッパーに納めた!。

するとものの1~2分の間にミヤマダイコク1♂とノコ2♀が落ちて来てやがてまた静寂に包まれた。

ここでオラは気が付いた、フィニッシュ君から種付けを頼まれた♀をオラが持参してたのでオラが止めないと彼も帰れないことを・・・。

道具を片付けて迎えに行ったら彼はずぶ濡れになって河童のように立っていた。

待たせたのう。

9月の下旬まで炊き続けてもう一つ分かったことがある。

これまで十和田湖で最初と最後に採れるポイントはホニャララポイントだと言われてきたし、その実績もあった。

しかし実は最初も最後に採れるのもヘベレケポイントだと言って間違い無いと思う。

理屈から言っても虫の流れから言っても合点できる。

獲物が来なくてもやり続けることで分かることもあるんだね。

【TB終了?】

 

ガス時に有効か?と研究を重ねていた岩崎の型式TBのバルブだったが採れたには採れたが今一効果の程が良く分からなかった・・・と言うより採れるはずの時に採れないことも多かった。

そこに爆弾魔仮免許にて停滞中のN君から情報が入った。

このバルブについて彼がメーカーの営業マンに尋ねたら、この商品はアーバンビューという専用のスポラート(角形)に入れて使用することを前提に作られておりアイスポラートやビームオンの丸型スポラートに入れても配光その他がどうなるか等は全く承知しておりませんとの返答だった模様。

その用途は広告看板のライトアップ専用であり、スポラートは縦長の看板と横長の看板用の2種類あり、それぞれ縦長と横長に効率良く照射するのが特色らしかった。

このバルブは個人で何かしらの工夫を加えて遊びながら効果の程を探るしかなさそうである。

【淋しいなあ・・・】

 

昨日から溜まりに溜まった飼育容器などの洗い物を風呂場で敢行し、本日の午後やっと終了。

買い物に出ていたら携帯が鳴った。

誰だろ?と見たら先日急遽ランプを購入したネットショップ『東京ランプ』の伊藤社長さんだった。

開口一番に、実は今月一杯で店舗を閉鎖し、愛知の別会社に事業を統合するとの内容だった。

品物も売り上げも少なくなりましてね・・・自分はまた別な部門に移りますので鈴木さんらご愛顧いただいたお客様は移管先にも伝えますし、引き続きそちらをご利用いただければと思いまして・・・。

閉店の決定は急だったらしく得意先へのメール、電話も全部は通知できないかも知れませんので鈴木さんのお仲間にも伝えていただければ幸いですとのことだった。

いつもいつも急な発注をしたり、買い物カゴに入れず電話発注したり、質問攻めにしたりと困った客だったはずなんだが・・・。

そんなオラに丁寧に応対してくれた伊藤社長ともこれでお別れか・・・淋しいなあ・・・。

百円玉三枚握りしめて鼻水垂らしながら駄菓子屋に急行したら潰れてたって心境やね・・・。

【ライトトラップに使えるランプの終焉?】

 

HIDランプの中のメタルハライドで~400Wクラスでは最強のランプをシーズン終了後に購入しておこうと思っていた。

いつも購入しているネットショップの販売欄に先日まで載っていたからまだ大丈夫だろうと油断していたのであります。

それが本日何か悪い予感がする・・・と販売欄を見たら落ちとるがな!。

即、ショップの社長に興奮して津軽弁で『やっと!メーカー在庫調べでけれ~(すぐにメーカー在庫を調べて下さい)』と電話したので社長さん『ヘッ???何ですか?』ときたもんだ。

問い合わせてもらったら工場各所に幾らかの在庫しかなく、合わせても5~6本しかないとのこと。

他のネットショップにも少し在庫があるようだが高いので即注文した。

オラが愛用しているメーカーで未だに生産が続いているランプはUVカットとか紫外線寄りの領域の出力が極端に弱いものばかり。

これで手持ちの在庫と合わせて認知症を発症するまで大丈夫かな?。

問題は何歳で認知症が発症する?であるか・・・酒とたばこに溺れているから早いだろうね。

独り身の大金持ちの死期が近くなるとそれまで見たことが無い親戚という人達が集まってくるという。

オラの死期が近くなるとライトを点灯してもいないのにライトトラッパーが蛾のように集まってくる・・・その中にあいつは居るか?こいつはどうだ?と妄想するのは実は楽しい。

 

【9月19日の奇跡】

 

全員白旗を上げて死に絶えたか?と思ったら亀ちゃんが今夜山に行くという。

これは彼から借りていたクワガタのご遺体を返還するチャンスと思い遅れながらオラも山へと向かった。

ついでだからオラも1~2時間炊いてオオクワは出なくてもムラサキシタバの1~2羽でも得られればとか思っていた。

現場に着いて驚いた、低標高のポイントは既に満員御礼!。

フハハハ!この変態どもめらが!(*変態が変態に対して変態と言うのは賛辞の言葉であります)。

亀ちゃんにご遺体を厳かに返還し、さてオラはどうするか・・・。

高標高で風を躱せる場があればムラサキシタバ狙いといくかと山を駆け上がったが案の定強風で断念。

風のせいで空気も乾き気味だし雲も抜けているから気温もすぐ下がるだろうからオオクワはかなりきつそうだなと考えながら、街灯にムラサキシタバが落ちてないか見ることにして山を降り始めた。

すると途中で木立の隙間から月が見えたような気がしたのだが、今夜は新月・・・ってことは秘蔵のポイントで誰か炊いてる!。

それは一体誰か?その場所で出来ることはオラを含めて約4名しかいない。

車を停めてドロドロの急斜面を歩いて荷揚しなければならないその場所でこんな日に炊く大馬鹿者は・・・引き算をしていく。

J・N氏真っ先に除外、チョコボール君は既にトンボに心を奪われているから除外・・・するって~と残った最後のジョーカーはフィニッシュ君で間違い無い!。

彼は先日白旗を上げたはずだが・・・うんにゃ!気分と閃きで行動する男だというのを忘れてた。

電話で確認したらまさしく予想通り彼だった。

フィニッシュ君恐るべし!神をも恐れぬ男よ。

来期は駐車スペースに牛を繋いでおいて牛に荷揚させたらどうだろう?。

 

街灯を見回る・・・が何も落ちてない。

民宿〇〇さんの近くまで来たらやっとノコ♀数匹とカブ♀の轢死体などが見られるようになった(やっぱ低温で距離飛べないんだね)。

残りの街灯もあと数本・・・というところで衝撃の光景が・・・。

オオクワ♂小歯!・・・の潰れ轢死体がそこに・・・。

大分乾いていたので数日前に昇天したものと見ゆる。

期待のムラサキシタバも見当たらなかったので8時半には帰宅して厳かな儀式開始・・・とここで街灯廻り時には携帯を車の中に置きっぱだったが〇〇〇〇〇ラ氏からメールの着信があったことに気付いた。

早速返信してみたら何とオオクワの1♀採集に成功したというではないか!。

この低温・強風・乾燥・雷の中で・・・快挙である。

聞けば入ったポイントの環境が強風と乾燥を防いでくれたらしい。

毎年9月は5~6日くらいまでは採れているものの10日過ぎで19日に北国青森で採集に成功したというのは少なくともここ10年の話の中で聞いたことがない。

感心しきりでメールのやりとりを終えたのだが、衝撃の事実はこの後に起きた。

フィニッシュ君はどうしたのだろうと9時過ぎに電話してみたら・・・。

ガビ~ン!何と魂げた!オオクワ♂の大歯を採ったというではないか!。

以前に青年よ大歯を抱け!と書いたが、虫歯で段違い平行棒の前歯になった青年がついに大歯を・・・嬉しさと感動とアルコールのせいで目眩がした。

皆よりも標高の高い場所で、しかも9時位の時間に、低温・強風・雷がピカピカしているという4~5つの敵を向こうに回して…おォッ神よ・・・。

しかし、至福と恍惚を堪能する時を彼に与えることを双子山親方は許さなかった。

この後土砂降りに遭って頭の先からチ〇ポの先までずぶ濡れになって帰ってきたらしい。

が、ずぶ濡れになるのは彼は慣れっ子、頭から湯気上げながらヘラヘラと下山したに違いない。

当夜はこれにてフィニッ~シュ!。

 

【最終決戦!】

 

不撓不屈のキツネ眼採集マニアであるフィニッシュ君もついに昨夜白旗を上げ、『ライトトラップオオクワ本年度フィニッシュ!』と宣言した。

これから採集の為に中断していた虫歯治療に専念するであろう(全身フッ素加工した方が良くねェか?)。

チョコボール君は既に諦めてて腰の暴れん坊将軍を振り回したり先日連れて行ってド坪に嵌まった両手を挙げてVサインする生き物を追いかけ回したりしている。

皆、来期の為に道具を磨いて片付けたので、これでまだライトトラップでクワガタを狙うバカ者はオラだけになった・・・。

まだ諦める気は毛頭なし!。

『・・・来る~きっと来る~♪』って歌があったじゃない?。

オオクワは来なくとも今期一度も会ってないムラサキシタバに出会えればそれでもいいじゃないか。

何も来ないと知りつつも根岸屋の親父に握ってもらった握り飯をパクつきながらお山をライトアップした一人納会。

あの握り飯は旨かったなあ~。

【9月16日 脱走・・・そしてヒメオオ】

 

保育園を脱走し、塾も脱走し、高校では脱走を超えて行方不明扱いとなり先生を慌てさせ、入院先からも脱走した(因みにオラの親父も入院先の病棟から脱走したのでこれは血筋が為すものなのだな・・・)。

と言う訳で本日未明今期初のヒメオオ狩りに赴き店舗を脱走!。

 

ヒメオオは・・・沢山居た!。

今年は早く進んだらしく不完品が多かったが手にした数は30匹以上で取りこぼしも多かった。

採集品の中から持ち帰り分を15匹ほど選別して残りはリリース。

あまりに楽しくて時間の観念がまたも薄れ、開店にモロ遅刻。

どうせ急いで帰っても間に合わねェやと途中で高級魚をてんこ盛りのどんぶりで食わせることで有名な食堂で遅い昼食を摂るという暴挙に出る(いや~途中北海道で育ったから仕方ねェんだあ~)。

観光客は喜んで食っているがここで一番美味しいのは味噌汁だとオラは思っている。

ヒメオオフリーク諸君!『ニイタカヤマノボレ!』であるぞ。

【9月10日】

 

今年の納会で抽選プレゼント用にする採集用品の入手をチョコボール君に頼んでいたのだが今日それを持参してくれた。

店内で彼と雑談していたら、ある水辺の生物を見たことが無いというので店を脱走して見に行くことになった。

既に夕刻が近かったが近場なので間に合うだろう。

『言っておきますが、僕の運転もフィニッシュ君と大差ないですよ』と彼の車で向かったが一度も手すりに掴まったり悲鳴を上げることもなかった。

現場に到着したらポイントの景観が杉の伐採で様変わりしていた。

肝心の水場が無くなっているように見えた。

『ゲゲッ!絶滅した?』。

恐る恐る倒れていた草を除けてみたらかろうじて水は流れており奴らは棲息していた。

チョコボール君と暫しその、頭を小突くと両手を挙げてVサインを出す生き物と戯れて遊んだ。

来年、伐採による渇水と水温の変化にこいつらは耐えられるだろうか・・・少し憂鬱な気分になった。

 

【9月7日 天の啓示・・・コクワ】

 

県内の真性爆弾魔三名がとある場所に集った。

風は緩いがガスって小雨交じりの中での採集となった。

クワガタは大分数が減ったが蛾は沢山飛来した。

その中にまたコクワの♂が二頭混ざったのだが、天の啓示を伝えていた。

あと何回できる?オラは今シーズン・・・まだ終われない・・・。

どんなに酷い目に遭ってもまだ夢を追う。

【9月6日 パッとサイデリア】

 

コブラ氏に『出て来いや~!(高田延彦風)』と悪魔の笛を吹き、この音に耐えられるか?と呼びかけたら『笛吹きましたね、耐えられません』と返信メールが来た(笑)。

てなことで県内採集者の内、目的のある人と根性のある人と未練がある人などがお山に集結。

フィニッシュ君も仕事が終わり次第直行しますと連絡を受けていたので『牛に乗って来るなよ』と返信しといた。

その彼から『今仕事が終わったので向かいます!』とメールが来たのですかさず『牛・・・』と返信したら『モーええわ!』と返事が来た。

ジョークが分かる若者をからかうのは非常に楽しい。

フィニッシュ君の到着後、入れ替わりで自分の持ち場に行く。

どこに入ろうか・・・。

この日の重要ポイントは満月を雲がちゃんと隠してくれるか?だったがこの時点で既に雲が薄くなり始めていた(あ~あ)。

これでは本命の取れる確率の高さからいうとコブラ氏70%・フィニッシュ君40%・J・N氏とS木氏が各20%というところかな?。

オラはどこに行ってもそれ以下になるから狙いを変えてキンスジコガネ目標にひょっとしてオオクワ?に変更し、〇〇のドンずまりへと入座した。

風・気温・湿度いずれも問題無し、タイミングはやや過ぎたから大爆発は望めないが月さえ隠れてくれたら皆が遊べると言う日。

自分の持ち場で6時40分にスタート。

この夜の月の位置は午後6時で高度ー2.³度だからスタート時点で既に高度は約+6~7度になっている。

平坦な土地ならスタート時点で終わっているが薄いながら雲と山肌や地形が今少しの手助けをしてくれる。

だからオラのポイントはまともに勝負できるのはあと30分もないということになるがキンスジなら点灯して割とすぐに飛来するからそこに期待かな?。

19時・・・真東に月の高度は8.³度に達しているはず。

キンスジは来ない(さすがにもう終わったか・・・)。

どれどれと月の影響を見るためにライトの照射方向と逆に15メートルほど離れて空を見上げたら・・・アララ明るい・・・(このくらい離れないと空の明るさはちゃんと確認できないです)。

さすがは満月!時折厚めの雲が隠してくれるけど平均すれば出力80%~90%で運転中!といったところ。

これでは全員がスタート時点で普通種がポポッと来るくらいで19時20分~30分でポツポツになりそこを過ぎると月が厚めの雲に覆われた時だけポツリと来るくらいだろう。

こうなると出目があるポイントは非常に限られてくる。

フィニッシュ君の入座した場所はあらゆる条件に強い場所だが滑走路が短いという難点があり、遠くから虫を呼び込むのには不向きだ。

だから虫の流れが自然に起きている時は鉄板という場所。

それが月に動きを止められているから近くに本命が居て、それを動かせることができるかどうかが勝負の決め手だろう。

ところがコブラ氏の入座したポイントは月の影響は避けられないものの木立が月の威力を低減させてくれて、更に滑走路が少し長いからある程度の距離の虫に刺激と誘引を仕掛けられるという有利がある。

ただ、この場所には弱点というか邪魔なものが二つほどあってそれを躱しきれるかが勝負所。

オラならこの二つの障害を躱す為にここをやるなら250W水銀を1灯か30~75W切り替え可能なハンディHIDを1~2灯持ち込むが(それにより障害を躱すと共に♂の回収率が高まるはず)コブラ氏は独自のスキルと研究でこの場に挑んでいる。

コブラ氏はこの場所の練度が高いので多分ボウズはないだろうから今夜本命を5匹採ってもオラは驚かない。

よって今夜の本命はコブラ氏、ダークホースにフィニッシュ君の一騎打ちで決まりかな?と思った。

他の諸氏は自分を含めて19時20分くらいで仕留められなければ縛り首決定といったところだろうか。

 

この夜、オラの屋台にコクワの♂が飛来した。

このコクワはある虫の出現を告げていた。

明日は十和田湖から離れなくてはならない、あそこに確認に行かなくては・・・。

 

この夜の結果はやはりコブラ氏が勝利した。

フィニッシュ君はあと半馬身の伸びが足りなかったか・・・。

だが君には体力は無いが若さと情熱がある!納得できなければできるまでやればいいんだ!。

すると神はもっと酷い目に遭わせるチャンスを君に与えてくれる・・・。

 

当日、複数の屋台の影響で光の干渉が起きたのでは?という声が上がったが、ほぼそれはないと断定申し上げる。

今の所だけど、このジャッジを正確に出来るのは憚りながら県内の現役組の中ではオラが適任だと思っている。

それは3年間に渡って県内のあらゆる場所、地形であらゆる道具を使って実験・検証してきたからだ。

何でも無い夜であっても仲間から普通種の数などのデータを絶えず集めて分析したのもその為だからです。

この夜、そのような困惑を招いた犯人の正体は満月であります。

それは当夜に屋台を出した人の結果を見れば明らかで、それ自体が今回の証明をしているんであります。今年の納会で干渉に関する説明会を開きたいと思います。

我々と面識のないトラッパーの方でも参加OKです。

今年は開催地の予定が順番で青森市の予定でしたが、このような理由から八戸市

に変更になるやも知れません。

納会の日時は決まり次第このHP上で発表致します。

【9月5日】

 

天気予報毎日変わるね。

最高!の日が前日になって平凡な日になってたり、実際に当日行ってみたら最低!の日になってたり・・・。

何しろ今時は外したらイスラエルにあるという死海で入水自殺確定だからねェ・・・。

亀ちゃん寒かったかい?安定器入れた道具箱を抱っこした?。

【9月4日悪魔が来たりて笛を吹く】

 

9月・・・仲間は次々と刀を鞘に納め始めた。

あのインドコブラ氏も早々と終了宣言してさっさと籠の中に閉じこもり蓋を閉めてしまった・・・そんなこと許さねェぞ(笑)もうちょっと一緒に遊ぼうよ。

どうれ、魔性の笛でも吹いてみるか(ピ~ヒャララ♪)。

6日からまたじわりと気圧配置が変わり7日~8日に曇って夜間気温が20℃くらいまで上がりますよって~笛だ。

出でよコブラっ!この笛の音に耐えられるか?。

(・・・とここで)『呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~ン♪(ハクション大魔王参照)』と来れば最高なんだがね。

県内在住の爆弾魔諸氏に告ぐ。

今期の最後をパッとサイデリア~で締めくくろうじゃないの。

かのゲーテも今際の際にこう呟いたというじゃないか『もっと光を・・・』。

【9月3日】

 

ほぼ終了のゴングが鳴ったかに思える今日この頃。

店に久々に田茂木野産オオクワとYGオオクワ飼育に熱心なT氏が現れた。

田茂木野産の幼虫でまだ真っ白だがウンチ2個した餌交換時に計量したら29グラムあったとのことで青森県産オオクワ初の80㎜達成にリーチが掛かった。

是非達成していただきたいものである。

暫しの雑談の後T氏から唐突に、ところでフィニッシュ君て誰ですか?むちゃくちゃさが虫歯青年君に似てますが彼はどうしているのですか?というように聞かれた。

ムフフフフ・・・それはだね・・・同一人物なのだよ。

当初は怪鳥(人物特定防止のため漢字変換)と呼ばれ→虫歯青年→フィニッシュ君と変遷してきた訳だと説明。

今の渾名に飽きてきたら次の候補はウスバカミキリ君が有力なんだが・・・。

ところが何故かフィニッシュ君に変えたら人気が赤丸急上昇中なので暫くはこのままであろう。

何でか知らないが意外に人気があるんだよね。

青森の昆虫採集界が産んだスーパーアンラッキースターだかんね。

トラップ道具担いで牛の背中に乗って十和田湖まで来たら『ペーター(アルプスの少女ハイジ参照)』もありかな?。

皆様フィニッシュ君の応援をポチっと宜しくお願い致します。

【8月31日 震える子羊合唱団】

 

敵が二つまでと予測してるなら何があっても行くという信念はある。

敵が三つならさすがに行かないが、面白そうな何かがあればやはり行く。

練馬の御大曰く『ライトトラップは奇跡を起こす』と名言を述べた。

しかし昨夜は箸にも棒にもかからない敵三つの日だったので買い物をしてから定時にきっちりと呑み始める予定でいた。

そんな時携帯が鳴った。

まさか誰か山に行ったのではあるまいな・・・。

電話の主は亀ちゃんで山にいるという。

開口一番に寒い・・・と呟いた。

他にA坂氏も来てるらしい。

凍死寸前の状態で震えながらの採集というわけだ。

この場合は、成果を除く数々の修羅場を潜り抜けたフィニッシュ君によれば発電機の排気で足を暖め、安定器を入れた工具箱を抱っこすると10℃くらいまでなら耐えられるらしいよと教えてあげた。

そして行ってしまった以上最後まで頑張らんかい!と生暖かく激励した。

震える二匹の子羊の『寒いよ~♪』という合唱が八甲田の峰に響き渡ったことであろう・・・。

【8月30日 三ちゃん寒い・・・】

 

行っても無駄と知りつつも昨夜よりスタート時の気温が1.5度高いからと山へ。

よっちゃんを道連れに林道へと突入。

スタートしたら風が出て来て空気が乾燥し、気温が下がり、おまけに頼みの雲がやや薄く月の攻撃も受けるという三重苦のヘレン・ケラー。

まるでクワガタは全種絶滅危惧種第二分類化したか?というくらい飛んで来ない。

よっちゃんの為に蛾を集めて暇を潰し、お楽しみはヨコヒゲが来るか?というくらいしかない。

そのヨコヒゲにも見放され、絵に描いたような轟沈で撤収。

オラが集めた蛾の中からお持ち帰り対象品の蛾を選別し、大事に三角紙に包んでいくよっちゃんの嬉しそうなこと・・・。

何でも屋っていいなあ~ボウズが無いんだから。

【8月29日 最後の決戦間近】

 

十和田湖の二次発生フィーバーも終焉を迎え、また続々と討ち死にが増えてきた。

あと何回できるんでしょうか。

最後に納得のいく採集をしたいものであります。

 

28日の採集で中々大きいなとモンスターボックス(ルアーケース)に入れてたミヤマの♂をなにげに計測したら72.8㎜あって驚いた。

オラのノギスはプラスティック製で多少誤差が出るのだが72㎜は確実にあり、自己採集新記録になった。

お客さんで大型を欲しがっている人もいたが、これだけのものは青森に残しておきたいから管理のしっかりした人に譲ることにした(よっちゃん行き決定!)。

微毛もまだしっかり残っているこの個体は恐らく来年まで休眠するはずがスイッチ入っちゃって起きてしまった奴なのか。

 

この夜の成果は本命1♀、普通種50匹くらいだった。

チョコボール君は鉄板ポイントに入座したが運に恵まれず縛り首(この後彼はヨコヒゲの♀を採ると言って真夜中のブナ林に消えて行った)。

亀ちゃんは安定が売りのポイントに入り1♀ゲット。

シーズンの最初と最後は低標高帯とセオリーは決まっているのだがチャレンジャー精神が旺盛な爆弾魔仮免許のN君は高所に入座した。

その彼からメールが届く(以下原文まま)。

 

昨夜の結果です。

アカアシ1♀

ヒメオオ1♀

スズメバチ1

この時期にして今まで経験したことのない

悲惨な状況でした(笑)。

 

神よ祝福あれ・・・。

【8月28日 神は見てござる】

 

28日は前半戦が嘘のような十和田湖の二次発生フィーバーに砂糖に群がる蟻のように採集者で溢れたという。

それも魅力的だ・・・分かる・・・しかしもっとオラを掻き立てる場所がある。

オラは別な方角に舵を切った。

ここをやらずして今期を終えることはできないのだ。

 約束の地・・・予報では最高気温25度、西から北に風は変わるがずっと風速2メートル、午後9時の気温22度、一日中曇り・・・行くしかねえべさ!。

山を越え谷を越えやがて鏡のようなべた凪の海が見えた。

おおっ!何ということだ!無風だ!最高条件じゃないか!。

今期ここでは一度としてなかった最高条件に巡り会えた興奮に鼻の穴が開いて閉まらない。

タイミングも合っているはずだし、ついにその日が来たのか・・・。

宿泊客がいない時しか入れないポイントを試しに覗きに行ったらこれまた空いてて無人君OK!(管理人の許可を得ています)。

これはいただきか?興奮が抑えられなくなりまだ採ってもいないのにフィニッシュ君らに電話を掛けまくる。

メインポイントに入りセットアップ開始。

気温20度湿度75%無風・・・ムフ~。

時合いになったので点灯!即座に普通種が飛んで来る、エシェシェ(カムイ伝小六さん参照)。

開始から10分経過、背中に風を感じた。

温度湿度計をみたら何故か湿度が65%に落ちていた(何で?)。

まさか天候が急変して強風に変わるのではあるまいな?。

まさかが当たった・・・きゃ~ヤメれ~!。

間もなく現場は強風に変わった(推定5メートル)。

クワガタの飛来はピタッと止まったものの、何故かこの強風下でセミだけは飛んで来るという摩訶不思議・・・。

よっちゃんへのお土産として毒ビンに詰め込むのいと哀れ・・・。

そうだ!下の無人君はどうなってる?あそこは坪になってるからひょっとして事件が起きてるかも?走った。

セミだけは落ちている・・・。

無言の苦行を続けていたら気温が上がりだして24度になったが風は納まらず乾燥して湿度はついに60%を切った・・・もうアカン。

これで風さえなければ大爆発のはずなのに・・・。

9時半、まだやってない場所を来期のために感触をみることにして二カ所から撤収。

帰る途中にあるその場所で新規開店。

またセミだ・・・。

おまけにやたらスズメバチが飛んで来る。

セミをまた毒ビンに詰め、苦行の腹いせにスズメバチをアースジェットで叩き落としこれはハチを集めているチョコボール君の友人用に毒ビンに・・・。

こんな遠くまで来て他人の為の虫ばかり拾って・・・何しに来たの?。

暫くしたらスズメバチが連合艦隊で飛んで来た!。

近くに巣があるな!うお~危ねェ~!・・・撤収。

帰路の道中に新郷村の民家の壁に掲げられたキリスト教普及の『神はみてござる』の看板が何故か頭に浮かんだ。

おおはしゃぎしたのがいけなかったのね。

十和田湖フィーバーがまだ納まらぬ中オラと同様にレア産地に赴いたA坂君に連絡したら、雨・風・低温で玉砕とのことで落ち込んでいた。

レアと新規は厳しいものよ、代わりに出ればその歓喜の渦は多産地の大爆発なんか

比較にならんほどの感動を与えてくれる。

それを味わいたくて来てるんだからしょうがないのよ。

オラなんか十和田湖の3倍走ってガソリン炊いて、他人のセミとハチ拾って帰るとこなんだかんなと諭した。

落ち込んでなんかいられない、我と共に来たりて我と共に滅ぶべし。

エコエコアザラク・・・。

【8月26日 義に殉じ凍死】

 

二次発生で大騒ぎしている中で十和田のラストサムライJ・N氏だけは数の成果に背を向けて黙々と新規ポイント開拓に励んでいる。

当然殆ど普通種の飛来も少ないのだが彼は動じない。

何故そこまでやるのか・・・その理由をオラだけは知っている。

孤高の人よ、尊敬に値する。

 

本日はピーカンなり。

出かけても放射冷却により凍死は確実。

しかし楽しめる理由があればオオクワが採れようが採れまいが関係無い(採れる努力はしますけどね)それが爆弾魔というもの。

 

フィニッシュ君に電話したら昨夜炊いたら大きな黒い♂が側にある柳の大木に吸われていったのだという。

関東のS氏にプレゼントする意欲に燃えてやっと来た!と思ったら・・・さぞかし残念だったろうね~。

ドブさらいしたか?と聞いたら当然しましたよ!と答えた。

泣きじゃくりながらHID懐中電灯振り回していたんだろうな~(この行、オラの創作した妄想)。

オラの出動理由がこれでできた。

よっしゃ!一丁オラが追加のドブさらいしたろうじゃないの!。

もう一つオラが出張る理由がある。

オラとフィニッシュ君は共に約束の地のオオクワを追い求めるライバルでもあるわけだが、オラは商売も絡んでいるので十和田湖に行かざるを得ないが彼は本来十和田湖オオクワにはさしたる興味もないのだ。

それが使命感に燃えるあまりに十和田湖と約束の地とを行ったり来たりでチグハグになってきている。

オラとしては早く本来のスタイルに戻って欲しいということもあったのだ。

 

こんな飛び方をしていたんですよ!という説明を受けたが自分の目で見たわけじゃないから真偽は分からない。

しかし、彼も今年一気に腕を上げた(はず・・・)そこに賭けてみようじゃないか。

明るい内に現場に行き、件の柳その他をチェックする。

問題の柳は樹皮めくれとまではいかないが樹皮が起きて隠れ得る可能性があるがその他の木には隠れる所が無さそうだった。

昨夜も最低気温は16度を切ったことだろうが、その場合オオクワの♂はどう行動するか?。

飛び去った場合を除いて樹冠の薄暗い葉の陰や枝の又にじっと潜むか?それとも下に降りるのか?全部やってみなければなるまい。

浮き上がりの時間まで椅子に座ってじっと待つ・・・気温の低下を肌で感じる。

温度計を見たらライト点ける前に既に16度・・・しかし飛ばせる距離はたかだか10メートル、オオクワ♂と言えど、いやっオオクワだからこそこの距離なら居れば動く!。

そう信じてライトオン!。

下から上までじっくり時間を掛けて250W水銀灯で燻し上げる。

場所を変え、角度を変えて刺激を与え続けること40分、ついに彼の弾いたクワガタのドブさらいに成功した!。

             ノコ♀2匹・・・・。

諦めて400W水銀で通常採集に切り替えた。

今宵自分で持ち帰りの獲物はキンスジコガネ1匹・・・。

 

結論。

お前のクワガタは柳に突っ込んで行ってない、逃げたんじゃ!。

しかもお前が見たのはミヤマ♂なんじゃ!。

光輪の外に出た虫は全部黒く見えるんじゃ!。

もう一度言う、ミヤマなんじゃ!・・・そう思えば諦めつくだろ?。

さんちゃん寒い・・・今期最短時間帯で家路についた。

【8月25日 凍死・・・】

 

あの雨のあと現場はどうなった?オーラは出てないが最後の大一番に備えて確認したい。

前日の大雨採集で行けなかった奥のポイントに行きたい衝動を抑えがたく・・・。

急遽よっちゃんを召集して突入。

二人、二台で突入なら最悪家までは帰れるという安心感。

しかも相方はジムニーだし。

オラに続け~!と先導しながら突進。

思っていたほどではなかったが、それでもところどころ路面がニホンザリガニが棲息するのに適した水量の川になっていた。

よっちゃんは十和田湖から駆けつけてきたのだが、惣辺のあたりは既に寒かったという。

今宵の敵は風と気温だな・・・。

頼りない雲が見えるがいつ切れるか・・・。

悪い予感は当たるもの。

8時前にはお星様が見えてきて気温がストンと落ち、普通種の飛来も逆の意味のピタリ適温で止んだ。

肌で感じた気温は15度切ったか・・・アハアハアハハ笑うしかないぜよ。

14度台でも採ったことがあるんじゃ!とは言ってもそれは前日も同じ気温かそれ以下だったらの話し。

昨夜は20度くらいあったからアッチョンブリケ決定!。

最後にヨコヒゲメソッドを試してみたが山は沈黙したままだった。

先日のA坂君の後を追って凍死・・・。

アムンゼンもこんな気持ちだったか。

よっちゃんを道連れにしてイスラエルにあるという死海の海に沈んだ・・・。

【8月24日 狂気のタクティクス】

 

狂喜の一夜の翌日、青森県内は朝から雨で大雨洪水警報が出ていた。

こんな日は採れないというより山になど行ってはいけないというのが世の常識である。

しかし・・・出てるんだオーラが・・・。

風弱く温度湿度問題無くタイミングも合っている。

アメダスを覗いたら・・・あるじゃないか!雨の弱いところが!。

爆弾魔はオーラの発する甘く危険な匂いに誘われた。

店内で予め合羽を着込んで出発~!。

林道奥のポイントに行きたかったが既にその手前で林道上が川になっている。

さすがに奥に行くのは危険度が高すぎる・・・一旦戻って作戦を練り直す。

よし!決めた!。

林道入り口付近の広い駐車帯に700W水銀を配置。

次に少し奥の最初の橋にHID懐中電灯を1個上流側に向けて配置点灯。

更に少し奥の土場にHID懐中電灯を2灯配置して点灯。

700W水銀灯は道路の側だから盗まれる可能性があるから離れている時は点灯できないのだ。

土場の場所でライトを操作する。

詳細な時間は見てなかったのでおおまかだが、7時半から同50分くらいの間で本命♀が二つ飛来した。

ここで気温が上がっていくのを感じた、駐車帯を点灯するなら今だろう。

途中の橋を虫と水量をチェックしながら急いで戻り、水銀灯を稼働させた。

多分8時半前後だが1♀が飛来した(やっぱここにも居るんだ・・・ホエ~)。

8時50頃?雨足が強くなる。

上流二地点はまず大丈夫だろうというところに配置はしたが、山では何が起きるか分からない、潮時と判断した。

こんな日にこんな場所でも採れる時は採れると証明できたからもう充分だという判断だ。

水銀灯を片付けてから上流の道具を回収に行ったが雑虫すら殆ど居なかったから撤収の早いこと・・・。

早い撤収で時間があったからいつもと反対側の道路から帰路についたのだが、途中のH町に入ったら雨が激しく、国道の路面が川になっていた所もあった。

翌日の朝刊を見たら県内各地で氾濫寸前までいってたみたい。

いつか・・・死ぬかも知れない・・・。

【8月23日 出たぁ~!伊集院氏のビックバン!】

 

23日は気圧配置が変わり、長らくヤマセをもたらしたオホーツク海高気圧が抜けて西風に変わる予報だった。

タイミングはオオクワの二次発生とバッチリ合っているため皆この日を待ち望んでいた。

恐らくは当夜の十和田湖は採集者で溢れること必至、どこに陣を張るかではなくどこに入れるか?が重要か。

 

当日のお昼・・・予報はまたも裏切り西風が強く、気温も予報より低い。

店に出勤して間もなくチョコボール君から連絡があり、オラが密かに今夜入ろうかと思っていたポイントSに既に入座したとのこと。

オラも慌てて準備を済ませてスタートした。

午後4時半だというのに既に主要ポイントは埋め尽くされている・・・。

頭のイカれた自営業者(オラのこと?)と旅の人と無職には場所取りでは敵わない、勤労社会人サラリーマン諸君泣きなさい。

フィニッシュ君も仕事を片付けて山にすっ飛んできたが、既に君の入る場所はない。

と、ここで彼は『おおっ!そこがあったか!』という誰も炊いてない超マニアックな林道の穴蔵に突進していった(これが後に悲劇を招く・・・)。

 

今夜は今年初めてよっちゃんとの合同採集。

何故合同かというと荷物を現場まで手作業で運ばなければならないからだ。

インドコブラ氏は舗装路の上を子連れ狼号でガラガラと機材を運ぶ。

オラにも流星号があるのだが、砂利道で途中に泥濘もあるし一発で壊れるのは必至だから額に汗して運ぶしかないのだ。

実際よっちゃん到着を待ちきれず一人で運んでいたら二往復目で頭から湯気が上がった♨。

 

スタート、風が落ちてくれたら当初期待の域までいかずとも好結果がでるはずなのだがいかんせん風が強い。

オラの入った場所は西風自体には強いのだがその風が強いとすぐ空気が乾燥してクワガタが飛ばなくなるという弱点がある。

更にその乾燥を推し進めるある事情が今年その現場に発生したので、本来なら避けるべき場所ではあった。

しかし、どうしてもその事情との関連性を見てみたくて敢えてここを選択したのだからやるしかない。

今夜の風に強い場所を選択した採集者は序盤から好結果に繋げたが、影響を受ける場所に入った人は皆苦戦していた。

9時前後であったか、神風が吹いた・・・というより風が弱まった。

次々と朗報の連絡が入ってきた。

まず爆弾魔仮免許N氏(犬と人間のブリードに忙しいらしく仮免許のまま停滞中)が1♂2♀、チョコボール君3♀(♀に愛される不思議な男よ)、D橋のT氏3♀、インドコブラ氏驚異の8匹(詳細不明)、そして伊集院氏4♂3♀、と大爆発だ(オラ?意地と根性で1♀・・・かろうじてボウズは逃れた)。

 

超巨大な白色矮星がその寿命を終える時大爆発を起こし、やがてその塵が集結してとてつもない重力を発揮するブラックホールへと変貌する。

伊集院氏はせ2年に一度開催される世界選手権くらいの間隔で時折ビックバンを引き起こす。

今年はその当たり年だったわけだ。

とりわけ今回内容の中傑出していたのは数もさることながらその中の1♂が70UPか?ということ。

本人申告で70UPじゃないかという報告を又聞きしてたのだが、どうもノギスをあててた訳でもなさそうと聞いたから確認できなかった。

オオクワの不思議あるあるによると、オオクワは自宅に持ち帰ると何故か5㎜縮むという伝説がある。

この現象をある若者に何故なんでしょうねと問われてオラは『反射だ!』と答えた(夢と反射が体長を増幅させるのであるな)。

だが、仮免許N氏に送られてきた伊集院氏の♂画像を見てオラはウッ!と唸った。

これは・・・あるかもしれない・・・。

しかもそれは画像を見た限りでは青森産にしては大変珍しい顎の長い個体だった。

見事としか言いようがない。

 

青森県勢のオラの仲間内でビックバンを引き起こすのはオラとインドコブラ氏と伊集院氏の三名なのだが、この三名には重量級(デブとも言う・・・)という共通項がある。

ニュートンの唱えた万有引力の法則に従い重力でオオクワを吸い寄せる訳やね。

三名の得意技はオラは流星張り手、コブラ氏カチ上げからのパチキ、伊集院氏がぶり寄りってとこだ。

オオクワに塗れたいという願望をあなたが持つならば、まずちゃんこをどんぶり6杯食べなさい、夜食にビールのあとラーメンを食べ続けるとやがて寿命を縮める対価でオオクワに塗れるであろう・・・(自己責任でお願いします)。

 

今夜は仲間の殆どがアタリを出した素敵な夜になった。

しかし全員に栄誉を与えることを双子山親方は許さない。

A坂君、オラの勧めた場所に突入して放射冷却により凍死・・・。

フィニッシュ君・・・自ら墓穴という穴蔵に突入して自殺(お邪魔虫すら来なかったという・・・)。

二名はイスラエルにあるという死海の海に沈んで行った・・・。

 

【8月22日大雑炊】

 

予報がまるで外れてて、現場に着いたらゲリラ豪雨が局所的に降ったらしく渓流が大雑炊。

ガスも漂っているが粒が大きく、結合したらすぐに雨になりそう。

今宵はインドコブラ氏の子連れ狼号の向こうを張って流星号に荷物を積んで車では入れないポイントへ行こうと思ってたがこれでは無理だ。

どうしようかと思案に暮れていたらフィニッシュ君から連絡。

横浜在住の知り合いにオオクワをプレゼントしてあげたいのでポイントOを目指して仕事終了と同時に出るとのことだった。

この言葉に感動したオラはポイントOを押さえてあげることにした。

前日の羽蟻が大量に車内に入り込んでいたのを始末してたらJ・N氏が通りかかった。

彼は今夜新規ポイントを試してみるとのこと。

二人で暫し雑談してたらフィニッシュ君から電話。

今、湯ノ台まで来ました!とのこと。

あんまりあせってスピード出し過ぎて牛の群れに突っ込んでいくなよと言ったら『そうなったら牛に乗って行きますよ!』と返答した(いつから牛に乗れるようになったんじゃ?)。

渾名をペーターに変えるぞ(アルプスの少女ハイジ参照)。

フィニッシュ君が到着して各々持ち場に入ったが予想通り雨となり雷も鳴り出して日中のゲリラ豪雨も効いていて全員縛り首となった・・・。

【8月21日レアポイントにて全ての大爆発】

 

週間予定表を作成し、天候条件を見比べながら狙うポイントを優先順位をつけて睨めっこしていた。

十和田湖もいいが二次発生の兆候が明らかになった今、オラの食指は笑顔でお金を要求してくるおじさんの先にあるポイント。

山を見つめる・・・風良し、気温良し、月関係無い、ただヤマセで雲が低く、青森から見ると既に八甲田の峰峰がガスで覆われている。

標高が低いからおじさんにお金取られてもそちらの方が目があるのでは?とアメダスを見る。

雨の心配は無さそうで気温は午後9時でも20度キープ(十和田湖よりちょっと高い)ってことは酷いガスにはならないんでないかい?。

何よりも午後9時前後には無風になる予報。

ここでこんなことは滅多にないから決まりだ。

準備してたらJ・N氏から連絡あり、十和田市から十和田湖方面を見れば雲が抜けているしクリアな感じと聞いて迷いが出る。

用事を済ませている内に再度J・N氏から電話。

現場に着いたがクリアなので最近誰も成果を出してない高標高の場で陣を張るとのこと。

誰もやってないからそのままの条件キープなら凄いことになりそう・・・。

迷いが出た。

確実に数を稼ぐか?夢に賭けるか?しかし開幕時に今年は夢を追うと決めてたことと最後に今良くても多分陽が落ちたら十和田湖は強烈にガスるという判断から当初のポイントを目指すことにした。

 

現場着。

最初のポイントである橋は無人君にするので250Wの水銀を配置。

出入りするのに車の転回場所がないのでいつもバックで出てくるのだが草が茫々でいつも難儀するから草刈マス男してたら夕闇が迫ってきた。

急いで点灯し、調整をするが今期何度も練習してきたからセットアップは早い。

次にメインポイントに急行し、19時にセットアップを終えて点灯した。

前回の練習時に感じた点を参考にライトの置き位置とスクリーン・ブラックライトの配置を少し変えてある。

現場は思っていたよりガスがあったがその他条件は今期最高、やるしかない。

点灯間もなく大変なことになった。

とてつもない羽蟻の大群に襲われたのである。

その数で言えばお邪魔虫筆頭格のエゾハサミムシも比較にならないほどの、かつてみたこともない大群だ!。

点灯開始10分でライトを中心とした半径3メートルが厚さ2センチで覆われており、近寄ることも憚られる有様・・・。

普通種が飛んで来てもすぐにその中に埋もれて見えなくなるから目を細めて呼吸を止めて拾いに行かねばならぬから面倒この上ない!。

と、ここで本命♂が飛来!まだ19時20分なのに・・・いけるんとちゃうか?。

その5分後、また本命♂飛来!。

続々と普通種も飛んで来るがあっという間に羽蟻の海に沈んで見えなくなる。

ハサミムシ対策で購入したアースジェットを使用すれば3本は使ってしまいそうだし、ブロワーを使えばクワガタごと吹っ飛ばしてしまう。

目の前は崖だからそれはできない・・・何か対策は・・・車から意を決して小さな箒を取りだして羽蟻を払いながらの採集となる。

何とかある程度の普通種を回収したら下の橋が気になった。

恐らく橋にも本命が来てるに違いない・・・走った。

無人にしたポイントに到着して口から火を吹いた!。

メインポイントの倍くらいの羽蟻に塗れている!。

橋の欄干下の段差が見えなくなっているでないの!。

この中からオオクワ捜せと言うのか・・・トホホ・・・けどやったろうじゃないの!。

箒で羽蟻を除去し、普通種をセーブしながら長靴の足で羽蟻の山を築き上げてちり取りで川に捨てるを繰り返す・・・。

その山が一山当たり高さ約20センチの山になり、ウネウネと蠢いている。

虫が大嫌いな人なら気絶ものだ・・・。

苦労して40分掛けて捜索したがここでは何と本命ゼロ!。

ふと橋のたもとを見たらヨコヒゲが歩いていたので速攻毒ビン行き!。

ここに時間を使いすぎたがまだ間に合う!メインポイントに急いで戻る。

戻って捜索したら本命が2♀来ていた。

間に合ってくれよ~と心に念じながら再びライトを操作。

そこから1♂3♀を手にした。

最後のデカ♀はライトから10メートル近く離れた草の中から発見した。

つくずくここで前以て練習してて良かったと思った。

撤収・・・メインポイントの撤収に30分、下の橋の撤収に50分掛かったが体はボロボロになったけど気にならない。

おじさんに帰りのお金をカツアゲされたが笑顔で払った、現金なものだ・・・。

 

林道を抜ける直前で携帯の電波が繋がる地点に出たらフィニッシュ君から二回着信があった模様。

午前1時を過ぎていたがこの時間でも絶対に寝ていることはない(車を運転させたらすぐ気絶するけど)と知っているので掛けてみた。

ところが暫くお待ち下さいという見たこと無い表示が出て来て繋がらない。

ついに北〇〇がミサイルを打ち込んできたか?とカーナビのテレビを起動したが普通に番組をやっている。

少し走ったらやっと繋がった。

彼に今年伐採で突如出来上がった秘密の場所を教えていたのだが当夜彼はそこを試したらしい。

オラもまだ試してなかったので興味津々。

わざわざやる場所でもないのだが、強烈にガスった時に潜り込む場所としては最適と思った所だ。

結果は何と2♂1♀だという。

でかした!おめでとう!願わくばその感動を早く君の仲間にも味あわせてやってくれ。

J・N氏はやはりガスが濃くなり標高下でやっていた十和田三銃士の一人O氏の屋台に合流。

最近ご無沙汰だったO氏が5♀をゲット!。

O氏に5♀というのがまた嬉しいところ。

練馬忍者トシちゃんの弟も街灯で♀を拾ったらしく、他の街灯組も拾ってたとのこと。

十和田三銃士のS氏は2♂3♀、インドコブラ氏2♀と大フィーバー。

素敵な夜だった・・・。レアポイントでの苦労と快挙に朝まで酔いしれた。

 

【8月20日】

 

前日よりもガスが低くて濃い状況。

昨夜大量捕獲した普通種をクワガタの宿として定着しつつある民宿の親父さんに丸投げしたらあの雨とガスでこんなに来たの?と驚いていた。

バケツに昨夜の全頭を放り込んでいたら宿で飼っている犬が近寄ってきてオラのサンダルの匂いを嗅いだ途端激しく吠え立ててきた。

町内会のゴミ捨て場の清掃当番だったのでサンダルに消毒液の匂いが付いていたのが気にくわなかったと見える。

『臭ェぞこの野郎!』と訴えてたんだろう。

霧雨にしと濡れながら戦闘配置に着く。

先日普段着のまま雨天で採集してたらパンツまでグショ濡れになったので新調した雨合羽を着込んだのだが安物を選んだので蒸れて暑い・・・。

着ないと雨でグショ濡れ、着ても汗でグショ濡れ・・・意味ないじゃん!。

普通種が騒ぎ出してから三日目、そろそろ陰りが・・・と思っていたが中々飛んで来る(これは今夜も二百前後はいくだろう)。

今宵はキンスジコガネに塗れたくて狙えるポイントに入ったのだが2頭しか来なかった。

普通種を80頭ほど集めた8時過ぎ、急に飛来が衰えた。

ウヌッ?何かおかしいぞ?。

振り返ったら後方の空が明るく輝いていた『おォ!これは・・・』。

丁度遠方に陣を張ったJ・N氏と電話しててこの状況を伝えたら『それって多分〇〇の〇〇ですよきっと』と言われてハッとした。

恐らくはオラが彼の戦闘意欲に火を付けたんだな・・・。

光軸を下げてくれと言い難いものがある。

まあ、あの人は遅くまではやらないはずだから放っておくか・・・。

しかし、その人が終了したらゴールデンタイムも終わっていた・・・。

アッチョンブリケでフィニッシュ!。

 

そのおぞましいお邪魔虫エゾハサミムシがついに姿を見せ始めました。

恐らくは23日に一斉蜂起するでありましょう。

皆様お気を付け下さいませ。

オラはその為にアースジェットを6本購入致しました(三日分であります)。

【8月19日 普通種の大爆発】

 

一日休んだから体力も回復し、バリバリだぜとか余裕をかましていたら山に出かけるのが遅れた。

どうせ今日もヤマセでガスと小雨か霧雨だろうから遅刻したってへっちゃらだい!とか考えてたら甘かった・・・。

西風の際の人気スポットはガスで真っ白で他のガスをある程度緩和してくれる低高度帯のポイントは武者で占められていた。

仕方なく木に囲まれた小場所のポイントに入座。

ガスが立ちこめているがなんとかやれる状態ではある。

ここは近くに渓流が流れており、そこを通る虫だけを水平打ちで引っ掛けてるだけでは数が伸びない。

ポイントを囲んでいる立木の上に光軸の三分の一ほどを出したいところだが、ガスってるからそれをやると前日の人と同じ行為になってしまうから出来ない。

基本的には水平打ちで、光軸の外側の光をうまく使ってガスが薄くなったら少しだけ上げ、濃くなったらまた下げるという微調整をし、時々ガスの反射で上空に滞留しているクワガタを木立に吸われない内にライトの操作で叩き落とすということを繰り返すしかない。

やってみて驚いた。

こんな条件なのに普通種が溢れ出てくる!。

この場所は木立に囲まれているおかげで風にもガスにも比較的強いとはいえ数が採れる場所ではないはずなのだが・・・。

点灯してものの十数分で20頭を超えたので、そこから久々に真面目にカウントしてみた。

この夜ここに飛来した普通種総数は何と267匹(197匹目が本命♀)を数えた。

二週間ばかり雨・風・低温・ガスにやられて動けず溜まっていた虫が一斉に動いたんでしょうね。

こんなこともあるから面白い。

但し、この現象は経験的に言うとそんなに長くは続かないはずですがね。

一次発生の生き残りの寿命が尽き、鳥や獣に捕食され、採集者に絡め捕られ・・・それになんたって秋が近い!からだ。

【8月18日】

 

この日は午前中学校の選手の練習相手をしていて閉店後は即座に呑むと決めていた。

練習道具を詰めたカバンに携帯を置き忘れていたのに気付き、車に取りに行ったらC君から着信があった。

電話したら今日入るつもりだったポイントに県外在住の先客が居り、通過しようとしたが道路沿いであるにも関わらず遮光しなかったので、ここでは遮光をお願いしますと告げて了解して貰ったので少し離れた隣のポイントに入ったのだという。

その方は多分オラが知っている人であり、以前にここでやる際は遮光をして下さいと伝えたはずである。

C君が点灯して間もなく本命♀が来たのでオラに『採れました!♪』と報告が入った。

その時間に採れたならまだ第二弾があるだろうから頑張りなさいと告げて一旦電話を切った。

するとそれから暫くしてまたC君から電話があり、先ほどの人がライトをかなり上に向けて炊いているので自分の頭上の空が明るくなって干渉を起こし、飛びが悪くなっているのに気が付いたので注意しに行ったのだという。

すると先ほど了解したはずがやはり遮光しないし、400Wクラスを二つ炊いていてその方向は左右に極端に開いて上を向けておりその一方がC君の方向に当てていたらしい。

そこでC君が自分の場所と干渉しているので光軸を下げて下さいとお願いしたところ、その方あろうことかオラの名前を出してこの場所の攻め方として400Wを二灯使うことも当て方もオラから推奨されたと言ったらしい。

県内のオラの仲間達の若者にはオラは逆にそういうやり方はやってはいかん!と口を酸っぱくして普段から言ってあるので、C君は鈴木がそんなこと言うわけ無いと聞いていてくれたようだが、その通りだ!。

オラが狭い場所で過剰なW数のライトを使うのも2灯仕立てにするのも上を向けるのも左右に開くのも、それを許すとしたら付近数㎞に誰も居ない場所でやるか、大きな悪影響を他人の屋台に及ぼさないやり方であるか、誰もやってない時間帯にやるか、周囲の人に予め了解を得ているかのみだ。

この場所では地元勢は50W程度の機材を2灯使う人もいるけど1灯で充分ですよとは言ったはずだが400Wを2灯使った方がいいですよなんて言ってない。

ここに1,000Wを持ち込む人がいるけど逆効果だし回りに迷惑掛かるからできれば止めて欲しいとも言ったはずだ。

オラの話を上の空で聞いていて何か勘違いしてるのかな?。

翌日この方と共通のオラの知っている県外の方から連絡とお詫びがあった。

青森で地元の若者から注意を受けたこととその夜の成果について報告を受け、その人からもそんなことやったら駄目だろうと改めてたしなめられたらしい。

今回を機にもう一度自分のセットアップを見つめ直していただくとともにマナー遵守でお願いしたい。

であれば今後も以前同様楽しくお付き合いできますから。

最後にこの方の当夜の影響がいかばかりであったか数字で検証差し上げる。

この方の当夜の普通種の採集数は約300頭であったそうだが、その隣に入ったC君の場所(この間の距離は直線にして1キロ無いくらい)は約70頭だ。

虫の流れの関係からC君の場所よりこの方の場所のほうが数を集めるにも常時有利ではあるのは確かだが、ここまでの差が出るなどと言うことはない!。

つまりあなたはC君の普通種を採る楽しみ約100~150頭分と本命をあと1~2頭採るチャンスを奪ったことになると自覚されたし。

 

【8月17日】

 

本日は関東からお越しのU氏とアカアシのルッキング採集を楽しむことにしていた。

U氏の奥様は県内某町がご実家ということで帰省の都度に顔を出してくれて毎度お土産も頂いている。

今回の帰省中に二回フィニッシュ君らとライトトラップにお招きしたのだがどちらも降雨の中という悲惨な目に遭わせてしまった。

このままお帰りいただくのは忍びない・・・てんで、初体験のルッキング採集などを・・・という訳だ。

今回お連れする予定のポイントは中々大きいアカアシが採れる場所。

待ち合わせ場所を決めるために、ところで奥様のご実家はどこ?と聞いたら目的地のすぐ側、殆ど町内会レベルの距離だった。

待ち合わせ場所に向かう為に12時半に店からスタート。

青森市の気温23度、フムフムまずまずである。

隣町まで来たら気温20度・・・嫌な予感がする。

奥様のご実家があるI町近くまで来たら路面が濡れていて気温17度(何で?)。

ただでさえ今年はアカアシの数が少なくて柳に集まるのも遅れているというのに雨まで降って気温が下がったんじゃ木から降りてしまうがな・・・。

とにかく集合場所でU氏を拾い、状況から芳しくないことを説明。

根性のあるアカアシが柳の木で頑張っていることを願う。

最初のポイントに到着して早速ルッキングを開始するが、車から降りた途端にけたたましく集まって来た虻にU氏が悲鳴を上げる。

車から離れれば車の熱を探知して車が虻を吸い付けてくれるから大丈夫ですよとなだめる。

アカアシはいるか?・・・居ない・・・新しい噛み跡すら無い・・・いきなり苦戦必至だ。

若干標高が上がる次のポイントに移動。

車の中に入り込んだ沢山の虻にU氏が呻く。

窓を全開にして車が走り出したら勝手に出て行くし、体を少し動かしていれば刺されませんから大丈夫ですよとなだめる。

二番目のポイントに到着し、一本ずつ柳を見上げると・・・居た!。

幸いにペアで付いている。

あそこに居ますよと指で指し示したが慣れてないのでU氏には見えないらしい。

厭らしい場所に付いてるな・・・車から70センチ枠玉虫ネットを取り出す。

それを見たU氏が『僕が知ってる網じゃない!』と感心してくれた。

本日はこれを捕り逃がしたらボウズを喰らうかも知れない(結構緊張した)。

確率を上げるために少し長めに竿を伸ばし、しならせることによって大きな枠を生かす作戦で行く。

(心の中でチョンワ~!と叫びながら)ネットを出す・・・無事ネットイン!。

結構高い場所だったのでもっと小さいかと思っていたが中々のサイズで完品(えかった~)。

U氏が『凄ェ~!凄ェ~!』と喜んでくれた。

ここではブリードの為にもう一匹♀を採った。

他にも♀が単独で2匹別な場所に付いてたが、残しておけば♂が集まるということで手を付けなかった。

最終ポイントに移動したがここも♀だけで数も居なかった。

アカアシ採りに来たのに何故かここは今年殆ど灯火で見掛けないアカエゾのセミがやたら居て、寒くて飛べないものだから網を出して木の下を叩くと網に落ちてくる。

アカアシよりセミとコブヤハズカミキリなどよっちゃんへのお土産の方が多く採れてしまった・・・。

奥様の実家で義理の父母に囲まれて黙ってマスオさんするのも気を使って大変でありましょう。

来年からはここでお昼過ぎに『ちょっと行って来ま~す♪』と遊ばれたし。

成果は芳しくはなかったものの無事役目を果たした。

 

青森に帰ってきたらチョコボール君から電話があり今十和田湖にいるとのこと。

今日やるの?雨降ってねェか?と聞いたら『降ってますよ~♪』と楽しそうに答えた。

『今夜採ってフィニッシュ君をギャフン!と言わせてやりますよ!』。

アレはねェ・・・ギャフンじゃ足らんのよ、キャン!と言わしたらなあかんのよ。

最近チョコボール君は新しい彼女候補の囲い込み漁を始めたらしくやたら張り切っている。

あ~あまた腰のうまか棒暴れん坊将軍に変貌する訳ね。

ま、頑張ってくれたまえ。

『頑張りま~す♪』。

この夜彼は地雷を踏んだはずである・・・。

【8月16日】

 

本日のお山は一日中曇りでしょうという予報を信じて三人の男達が山に集結。

雨だす(アメダスよいい加減に嘘をつくのを止めなさい!)・・・。

全員獄門晒し首・・・。

採集途中で県外の方から採れすぎてウハウハという情報が・・・(聞きたくねェ!)。

ふと旅に出たい感情が芽生えた・・・。

【8月15日】

 

本日は曇りで降水確率は40%ですというアメダスの指示に従いとある場所に出撃。

笑顔でお金を要求してくるおじさんの詰め所を過ぎたら雨・・・。

殴っていい?(誰を?)。

怒りに震えながら林道に突入したら路面が川になっていたが頭がプッツンしてたので強行突入!。

ガス・低温・雨の三拍子が揃い、頓死!。

本日の最大の成果は前回置き忘れてきたお気に入りのサンダルを回収してきたこと、以上!。

【8月14日】

 

上北郡のとある山間部に出撃。

雨・ガス・強風・低温と四拍子揃い、即死!。

普通種十数頭。

【8月12日修行の日】

 

ホームは朝からずっと小雨で日中の気温が18度を切っている・・・。

こんな日に灯火を炊く人がいるのか?と言うと、居るんだなこれが・・・。

雨・ヤマセの冷たい強い風とそれに伴う低温・ガスと四拍子揃った中で県内外の変態が集結した。

各々の知人らと各自情報交換の後オラはフィニッシュ君が招待した関東在住の方にチョコボール君を加えた4名の屋台村に参加。

この関東の方にはいつもお土産を貰っているので何かお返しをと言う訳でアシストに回ることにしたのだ。

前々回フィニッシュ君が練習した場所ではこの雨が躱せないのであっさりと放棄して、そこはその場所を最も得意とするインドコブラ氏が入座。

オラ達は雨天仕様の屋台が張れて尚且つ当日の条件でも本命を狙える場所を選定した。

当日の屋台主はフィニッシュ君。

彼の愛車スバルサンバー凸凹号から400W水銀灯を取りだして設置し、それを25メートルという異様に長いケーブルで接続、組み上げていった。

当日条件でも本命を抜こう!という気概はいささかも捨てていないが自信はまるで無しという中、普通種採集目標を20頭と高いハードルに定めてスタート。

飛来はまとまりがなくポツポツと来るので盛り上がりがない。

関東から来たU氏とチョコボール君は合羽を着ていたがオラとフィニッシュ君は普段着のままだから雨天仕様にしているとは言え見回りしている内にパンツまでびしょ濡れ・・・。

真っ暗な雨がそぼ降る森の中で4人の男達が懐中電灯を持ちながらウロウロしている光景は傍から見たらさぞかし怪しいであろうことよ・・・。

更にチョコボール君の参加目的の一つがライトに飛来した蜂を摘むことという・・・変態でしょ?変態だよね?。

インドコブラ氏からメールで普通種の飛来が数頭しか来なくてまるで修行のような採集中と連絡があった。

彼の得意な場所でその数とは・・・厳しくなるで・・・。

フィニッシュ君に今夜本命が来るとしたら8時20分から9時までの間だと思うと告げた(それ以降は普通種すら動かないだろうと予測)。

黙々と全員で見回りを続行していたがやがてインドコブラ氏が現場に来た。

用事があるから今夜は早めに撤収するとのことで、成果は普通種が全部で6頭とのことだった。

その中にはミヤマの♂も混ざっていたがオラ達の屋台は全部♀ばかり。

フィニッシュ君が、『今夜は女子会ですね』と呟いた。

もう一組の屋台のヤマちゃんも遊びに来たがそちらも普通種が片手以下とのことで当日の厳しさを物語っていた。

しかし、実はそちらで3頭目に飛んで来たのが本命♀で新成虫、飛来タイムがやはり8時20分台だったという。

結局チームフィニッシュの成果も頑張ったが普通種目標20頭には足りず15頭で終了。

フィニッシュ君が自ら『本日はこれにてフィニッシュ!』と声高らかに宣言して静かに終了。

彼の友人が自作した撤収用LEDライトが実にファンタスティックであった。

【8月11日】

 

このところはホーム以外の場所ばかりやっていてアウェイの洗礼を浴びていた。

明日県外から二組の知人が来青予定で、恐らくは状況を尋ねられるであろうとの予測から久々にホームに戻って炊いてみることにした。

当日入所の場所は本来なら50WのHIDライトかせいぜい250Wの水銀灯が手持ちの道具の中ではベストマッチなのだが9日の屋台の終了時に使用していた400Wの水銀灯を閉店時に誤った処理で消灯していたのが気になって壊れてないか確かめる為に点灯させたら面倒臭くなりそのまま使用した。

当日の気象はスタートが低温とガス、後に霧雨から小雨という条件だった。

悪条件ながら普通種の飛来はそこそこあり、全部で60頭あまりが飛んで来た。

この中にコクワが混ざらなかったことが一つのキーワードであり、嬉しい土産としてキンスジコガネとオニクワペアが来た。

今年は本当に本命とアカアシの個体数が少ない。

殊にアカアシの減少は岩手でも同じであるらしい。

今夜も本命は遠距離は飛ばないはずだから近くにも居なかったのかどうか思案しながら終了となった。

向こう一週間は当地の気象条件の予報が同日と同じであるからこの辺の対策を考えておかなければならないと思った。

【8月9日】

 

昨夜は元民宿経営の社長宅に注文のカブトムシを配達するため十和田市まで行った。

暫くぶりに社長と再会して夕飯をごちそうになった。

社長との会話の中で養蜂業者が今期は蜂蜜がまるで採れないと嘆いていたとのこと。

クワガタ同様に蜂蜜も品薄だったのね。

他県では台風の前後に異様な大爆発が起きているらしいけど、我が青森ではずっとヤマセが続いており寒いし、風は強いし、ガスってるしでまるで駄目。

月齢がよくなる期間の天気予報も今の所悪い予報が続くみたいで今年は相当厳しくなりそうであります。

良いときもあれば悪いときだってある。

こればっかりはどうしようもありません。

採れる期間が短くなりそうだけど二次発生のクワガタに淡い期待を抱きますわ。

【8月6日】

 

我々にとって新しい採集方法とエデンの園を捜す小さな旅にフィニッシュ君と出かけた。

店で待ち合わせ某所のガソリンスタンドで燃料補給してスタート!と思ったら意に反し大変な目に遭った。

重量物を積んでいるのに車の馬力がないから山の登りではエアコンを切って窓を全開に開けてたので気が付かなかったのだが下りに入ってエアコンを作動させ窓を閉めたらガソリンの匂いが漂ってきた。

溢れたのが匂ってるんだろうと思って歩を進めたが現場近くになって強烈に匂ってきた。

これはただ事では無い!と停車して確認したら給油した携行缶の蓋が開いたままで三分の一ほどが流出していたのだ。

スタンドマンが車→発電機→携行缶と入れてる内に忘れたらしい。

そうとは知らずオラは車中でタバコを吸っていた・・・。

下手したら引火して爆発!オラは焼き肉になってたかも知れなかった・・・。

そうなっていたら爆弾魔の最後にふさわしかったかも知れないが・・・。

 

ガソリン嗅がきつかったのでしょうが無くフィニッシュ君の助手席に初めて乗り込みエデンの園捜しスタート。

間もなくして彼のフラフラ運転の原因が分かった。

それはよそ見運転だった(気絶の場合もある)。

樹相や景色、そして携帯の見過ぎ。

(クラックに)タイヤ落とすな~!もっと寄れ~!前見ろ~!下手なジェットコースターよりドキドキした。

やがて目的地入り口に到着。

急な坂道を歩いて降りなければならないのだが、その気になって改めて見ると転げ落ちそうなくらい急だし長い・・・。

降りることは可能だが膝に故障を抱えるオラは帰りに登れるだろうか。

十数メートル降りたところで自分を知るオラは決断した。

オメ一人で降りてけ、着いたら写メ撮ってきて!。

若者は猿(マシラ)のような早さで駆け下りていった。

オラは優雅にタバコをくゆらし、若者の帰りを待つ。

オラに出来ることは若者が熊に遭遇しないようにホームセンターで買った爆竹を鳴らすくらい。

1時間は戻らないと思っていたが若者はダッシュですぐに戻って来た(スゲーなコイツ)。

まるで風呂にでも入ってきたかのように頭から湯気♨を上げながら・・・。

どうじゃった?

駄目でした・・・。

エデンの園は彼方に消えた・・・。

 

フィニッシュ君はお盆に関東在住の知人をライトトラップに招いて接待するという。

ライトトラップ未経験の人だから危険性のある場所を避け、ありきたりの場所でやりたいとのことだった。

その候補ポイントが当日空いていたので、では今夜はそこに行って練習するかということになった。

ライトの配置、光の通し方などオラの知りうるその場所の基本的なことを伝えた。

ついでに離脱して逃げそうな奴を網でスイープする練習もしておいた方が良かろうと車から網を出してくるように言った。

ホラッ来たゾ!行け~!   アッチョンブリケ・・・。

また来たゾ!(今度こそ)行け~!   アッチョンブリケ・・・。

インドコブラ氏の網の倍はある枠でお前下手だな~(ケケケ)。

いやっ振り抜き用の網じゃないからですよ!(プンプン)。

またまた来たゾ(三度目の正直だっ)行け~!。

興奮したフィニッシュ君は世界陸上100メートル決勝のような怒濤のダッシュでミヤマ♀に突進して行ったのだが、そのフォームがどう見ても剣道の突きだったので腹がよじれた(こんなスイープ見たことねえってかこれスイープじゃないだろ)。

彼はいつもオラの期待通りに飽きさせてくれないナイスガイだ。

この夜、飛来した普通種は50頭あまり、一番の獲物はコカブトの♀だった。

ヨコヤマヒゲナガらしき飛翔体が三度現れたがいずれも逃げられたのが残念だった。

練習を終え、帰宅することになったのでお前先頭なと言ったら、ジュースを買うために別ルートで帰りますとのことだったのでその場で解散となった。

帰宅途中で彼からメールが届く。

立木が倒れて道路が半分塞がれてます!と記されていた。

今日は何時までやりますか?との彼の問いにあと5分で止めようと言いながら10分以上延長したオラに感謝いただきたい。

もしかしたらだけど早めに撤収してたら車ごと彼は潰されていたかもしれないのだから。

オラも彼も趣味の最中であの世に召されるかもだね・・・。

今夜はこれにてフィニッシュ!。

 

【8月4日練習ラウンドにて】

 

8月2日に三人の有志にて攻めた場所へ今度は一人で出かけた。

ガス対策その他の練習をするためである。

丁度今、本県はオオクワのエアポケットに入っているから練習するのに都合がいい訳であります。

ここに来るには得も言われぬお金が掛かるので二次発生が始まったら一発で抜いてやる!という下心でやる気満々。

現場に近くなったらガスが漂い始めた。

アレ?風向きもガスも2日の時と同じじゃないか。

うん練習なんだからかえって好都合だべ。

林道に入ったら前回同様沢の下流から上流に向かって風が吹く逆風だが前回よりは少し風速が弱い。

ガスは前回よりも濃くて気温は少し高めかな?ガスッてるから月の心配はない。

今回はこの林道にオラ一人・・・周囲数十キロに屋台を出している人は居ないから好きなようにやらせていただきます。

てなことでお客も居ないのに3カ所に屋台を出すことにした。

各ポイントにライトをセットしていく。

一番上流のポイントが最も開けた空間があって光を通せるが落とし場所が狭い難点がある。

よってここには400W水銀を低い洗車台に乗せ、スクリーンとブラックライトを配置した。

そこから約500メートル下流の林道上に上のライトと干渉しないようにハンディライトを2本設置。

最後に一番下流に前回オラが屋台を出した橋には250W水銀を橋の欄干に当たる反射を少しでも抑える為に背の高い洗車台に乗せてセットした。

上流ポイントに戻って時合いを待つ。

時刻は午後7時、なにげに蒸して来たのを感じる、ヤマセなのに・・・。

タバコに火を付け風向きと風速を最終確認したらやはり緩やかに下流から上流方向に安定して吹き上げている。

セオリー通りなら正面直当てか上流にライトを向けて点灯するところだが同じ事をやってても面白くない、風を利用して下流に向けてやろうじゃないの。

駄目だったら時間はたっぷりあるから調整していけばいい。

上流ポイントから順にライトオン。

ん?こんなにガスってるのにやけに虫の反応がいいな・・・。

すぐに蛾などの雑虫が集まりだし、ミヤマなどの♀が点灯して3分も経たないのに3~4匹飛んで来た。

中間地点のライトも稼働させ、最後の橋のポイントに到着。

ここはどうするか?・・・スタートはセオリー通り上流に当てよう。

ここで十数分様子を見てたら瞬く間に普通種が十数頭飛来してきた。

上流はどうなっている?中間地点のライトは取り敢えず無視して上流ポイントに戻ったら屋台は凄まじい雑虫に塗れていた。

点検したら既にクワガタ普通種が40頭以上飛来していた。

ライトを調整してみたがどこに向けてもそれなりに飛来してくるが下流に向けた時が最も反応が良い。

う~ん・・・下流に向けてこんなに来るのは初体験だ・・・下流のライトを修正しなくちゃ!と橋のポイントに急行。

ここでも20頭近くの普通種が来ていた。

ものは試しでここのライトも下流に向けて修正。

次に中間地点をチェック。

ここは4頭しか来てなかった・・・干渉してるか?。

このポイントでは修正できる余地が殆ど無いのでこのまま放置。

上流ポイントに戻ったら・・・アララ50頭以上来てる・・・。

オニクワも今期初採集(全部♀)。

スクリーンの裏を見たらここにもミヤマ♀などが5頭張り付いていたがこれは恐らく後ろの立木に散ったのをスクリーンとブラックライトが回収してくれたものであろう。

更にカミキリも張り付いてた。

コブヤハズはよっちゃんがアハハと笑いながらも左手を差し出すはずだから当然キープ。

よく分からない小さな奴は多分よっちゃんが鼻くそをほじくるであろうけど意外に価値あるものだったら悔しいので取り敢えず毒ビン行き・・・。

草に落ちた奴、土の窪みに隠れた奴、立木に張り付いてる奴を一通り回収して再度ライトを調整してまた橋のポイントへ。

ゲゲゲのゲ!50頭くらい来てる・・・。

橋の縁にも4~5頭張り付いてますな。

面倒臭いけど回収しておくか・・・と、ここで気合いを入れるために四股を踏んだら震動で殆どが川に落ちて流されて行った・・・。

ここもまた調整を掛けて中間地点へ。ここは今度は2匹のみ、アカン干渉している。

やるだけ無駄だし上流に少なからず悪影響を及ぼしてる可能性もあり、帰りの撤収も面倒になるからここは今の内に片付けよう・・・。

またも上流に戻るが11時近くになったらガスが薄くなったりまた濃くなったりを繰り返すようになり、薄くなった途端にまた飛来してくるのを繰り返した。

帰れないじゃん・・・どうしてくれんだ。

だが、これだけ飛来があっても本命にはかすりもしない・・・よくあることよ・・・。

11時半・・・まだ飛来はあったけどや~めた!。

上流~下流行ったりきたりで忙しいの疲れるので多店舗展開って大変だわ。

しかも1店舗途中閉店したし・・・。

疲労で頭が少しボ~としてきたが、前回置き忘れたゴミ袋をきちんと回収し、帰路につく(けど何か大事なものを忘れているような気が・・・)。

疲れてはいるものの帰り道だからと街灯を見る。

前回3人で見た街灯・・・落ちとる。

別な街灯・・・落ちておる。

笑顔でお金を要求してくるおっさんの詰め所側にある自販機にも落ちておる。

62~63㎜くらいのまあまあのミヤマ♂も数頭見掛けたが拾う気にもならない。

無事帰宅、長靴を履いたままだったことに気が付き履き変えようとしたらお気に入りのサンダルが無い!置き忘れた・・・。

明日もここに来い!ってことか?勘弁してくださいな・・・。

車から蛾が張り付いたままゴミ袋にスクリーンを放り込んでいたので開封して車庫の側に干したらけたたましい数の蛾が飛び出して来て街灯のLED照明の明かりに舞い始めた。

これも一種の放虫?。

家に入ったら練馬忍者のトシちゃんからメールがきていたことに気が付き返信したらすぐにまた返信が返ってきた。

午前1時半を過ぎてるのに起きてるとは採集中か?ということで電話したらただ起きてるだけとのこと。

酒を呑みながら話してたらヨコヤマヒゲナガのライトの当て方を教わったが意外な方法で感心した。

会話が弾んであっという間に夜が明け、さあ寝るかと寝室に向かったら外がやたら騒がしい!。

カーテンを開けてみたらスズメの大群が押し寄せて来てスクリーンに付いてる蛾を奪い合いして狂喜乱舞してた・・・スクリーンをクリーニングしてくれてた訳だ、有り難う、ウンチは他でしてくれよ・・・。

やっと布団に入って30分後、足が吊った・・・。

【当たり年と外れ年】

 

もう前半戦が終了したのでありますね。

早いな~。

青森のクワガタ前半戦は外れでしたが、こんな年は二次発生で大爆発に当たることもあるので気が抜けません。

よっちゃん予測によると今年当たり年なのはどうもヨコヤマヒゲナガカミキリらしいです。

どこにこのカミキリの人気の源があるのかクワガタ一筋のオラにはよく理解できませんが♂が採り難いせいか人気があるんですね。

マイコレクションに良し、プレゼント用に良し、標本の交換材料にも良しという虫なんですね。

オラは今年既に2匹、亀ちゃんも1匹採ってます。

灯火にて採集される数は青森ではオオクワよりレアと言えます。

この虫の小憎らしいところは明かりに向かって飛んで来たくせに結構な比率で素通りしていくということです。

10匹飛んで来ていたとしたら多分その半数以上が逃げていると思われます。

特に向かい風が強い時は何の躊躇もなく一直線に逃げていくのを体験しております。

従ってライトトラップにおいてこの虫の捕獲率を上げるにはまず第一に、それらしいのが来たら網で掬ってしまうのが一番なのかなと思います。

ライトの側に網を立てかけておくのではクワガタのように旋回しないで一直線に逃げるケースが多いので間に合わなくことが多いでしょう。

ずっと網を手に持っている・・・というのが正直面倒臭いです。

次に有効なのがライトの後ろにスクリーンとブラックライトを配置するのも効果的です。

我らは基本的にクワガタ屋である訳で、弾いたクワガタの見回りや回収に出た時に

こいつが素通りパターンで飛んで来たら、多くの場合来ていたことにすら気が付かないでしょう。

そんな時に活躍してくれるのがスクリーンな訳です。

一度、よっちゃんと灯火採集を楽しんでいた時のこと、見回りに出たよっちゃんがそれらしい飛行体を発見!その俊敏な足で追い掛けましたが逃げられました(その際オラはカミキリの応援をして逃げろ~!と叫んでましたがね)。

そして次が今回記事のキモになります。

使用するライトはローワットの方が良いということです。

過去にヨコヤマが採集できた時のセットを思い出してみたら圧倒的に400Wかそれ以下が多かったのです。

700~1,000W機材を使用の際で採れたのは圧倒的にスクリーンとブラックライトを併用したケースが多かったと気が付きました。

クワガタ採りに行っていたとしても必要充分な以上のW数の機材を使わないことでクワガタも採れるしこのような有り難い虫も採れるということに繋がります。

実は8月2日の勉強会時にもこのヨコヤマが採れていたのですが、この際の使用機材は250W水銀灯です。

設置したポイントが400Wでも弾きが多発すると予想される狭いポイントだったので35~75Wに切り替え可能なハンディライトを使おうかとも思いましたが1カ所だけ裏山を刺せる狭い空間があったのでハンディじゃ届かないということから250Wを選択しました。

この時のヨコヤマはライト正面の白いガードレールにしがみついてジッとしてました。

これまでの経験上からはヨコヤマはスクリーンを張っていない時はライト後方の草や路面に落ちている場合が殆どで、正面・・・まして反射のキツいガードレールに止まっているのは見たことがありませんでした。

偶然かも知れません、この日の風が弱いながら逆風だったことが幸いしたかも知れません、しかしW数が適正であった可能性も捨てきれないのであります。

【8月2日勉強会】

 

誰も訪れない県内某所にて勉強会を開催することになった。

当日参加の二名の内、一名の家に迎えに行った。

何か交通量が多いな・・・と思ったら鈴を付けた衣装の人々が繁華街方向へと向かっていく。

あっ!そ~か、今日からねぶた祭りだったんだっけ、まるで忘れてたわ。

本日参加者はねぶたには縁もゆかりも興味もない者ばかりなり。

一名は現地で合流することになったので二台の車を走らせる。

 

林道に突入。

本日の課題は月・ガスの躱し方及びその際の場所選定と引き方、そして分身の術などである。

当日の現場は薄曇りながら半月より少し肥えた月が頭上に輝いており、正面に見える山の峰にはガスが掛かっている。

通常ならコンディションの悪さを嘆くところだが、勉強会にはうってつけなので喜んでいるという変態ぶり。

参加者F君にあ~だこ~だと何度も途中下車しながら説明を加えていたらいつの間にか参加者A氏が車列の後ろに忍者のように張り付いていた。

まるでどこから飛んで来るのか予測不能のオオクワみたいだね。

今回参加者は一般的なライトトラップポイントで通常のトラップを楽しむということをやらない訳ではないが、どちらかというと何でそんなとこでやるの?という超マニアックな場所を好むいずれ劣らぬ変態揃いだ。

A氏は林道の大崩落で突如として出来上がった場所、オラはボサボサの枝が邪魔して光を通せない橋の上、F君は離れた道路の街灯の裏山から引っ張りつつ、その街灯にも落とすという離れ業に分身の術を絡めながら挑んでいただく。

結果は本命は得られなかったものの、この悪条件、悪環境下にても普通種が平均で20頭あまり得られた。

今後も練習と研鑽を積むことでますます変態度が増すことであろう。

最後に全員で街灯採集をして散会した。

【7月31日復帰致しました】

 

寝室で寝ていると真上の二階の部屋で何か異音が聞こえたような気がしてハッと目覚める。

いつの間にかチュウが帰ってきてて『餌どこだ!水よこせ!』と騒いでいる錯覚に陥り二階に駆け上がると主を亡くした巣穴であるケージがポツンとそこに佇んでいる。

そこでまた酒を浴びる毎日。

こんなことではいかん!と卓球の練習場へ赴き選手と共に汗を流す。

営業も採集も奴のことが頭をよぎってやってられない。

こんな時に全てを忘れられるのが白球を追うことと海で海産物を取得すること(密漁とも言うが20年以上も前のことですよ、今やったら逮捕されちゃう)だった。

それを繰り返してたら立ち直れそうになってきた。

明日はチュウの初七日だ、山に行って供養しよう。

今頃アレはどこで何してんだろ?四十九日掛けて天国に至る道すがら三途の川の水をがぶ飲みし、花畑を食い荒らし丸くて堅い糞をまき散らしながらピョンピョン跳ねて向かってるのかね?。

 

7月31日、NHK(日本秘密警察)インドコブラ相談役からメールで『無事役目を果たしました』と着信があったがてっきり過日の傍若無人と若者との対決をフォローしてくれてたのと勘違いしてた。

ラジオにコメンテーターとしてデビュー。

オラに舞い込んできた話を面倒臭いからとさして乗り気でもない相談役に無理矢理押しつけて丸投げしてたのをすっかり忘れてた・・・。

彼はこれを機に芸能界に進出するであろう(安田大サーカスのヒロよりよっぽどしゃべるし面白い、頭いいからね)。

オラが笛をピーヒャラ♪と吹いたら籠の中から鎌首をもたげてニョロリと這いだしわざわざ青森くんだりまでご足労いただき誠に感謝つかまつる・・・。

 

いつまでも悲しんでばかりいられないと新規ポイントの手入れと(アブが酷かった)新郷村の偵察に赴いた帰り道、路上に3~4歳くらいの熊発見!チュウのお供しろ~道連れじゃぁ~!と叫びながらアクセルを目一杯踏んで突進したが余裕で躱された。

さすがはトヨタタウンエース1,300CC、加速が悪すぎる・・・。

これで今年目撃した熊は5~6頭目?多すぎないか?。

雨とガスに濡れた十和田湖の各ポイントはどこもガラ空きだった。

十和田湖は既に死んでいる(北斗の拳より)』。

今夜のコンディションも悪いからこのまま帰ろうかなと走っていたら見たことある緑色の光が・・・インドの相談役に違いない!寄って行こう。

挨拶に近づいたらジャージ様の覆面(雑虫対策)で顔をスッポリと覆った相談役が既に点灯していた。

これは・・・アレですな、理不尽なバカ者が現れたら生地と額の間にポケットに隠し持っていた栓抜きを差し込んで魅惑のパチキ(頭突き)を叩き込む為のアイテムでもある訳やね(デストロイヤーを思い出すなぁ~)。

彼の屋台場はこの夜ヤマセの風で逆風になっており、緩い風速ながら渓流が巻き起こす風とケンカして時折風が巻くという悪条件に加えてガスっており、この夜本命を抜けば技能賞と殊勲賞のダブル受賞という状況。

遠距離は飛ばないはずだから近くに♀か小さい♂が居れば・・・。

何か飛んで来た・・・これをインドの相談役が巨体に見合わない小さな網を見事にスイープして捕獲『アカアシです』お見事!。

また飛んで来た、網を構える・・・これまたお見事!。

またまた飛んで来た・・・アッチョンブリケ・・・。

暫く見てたらオラもやる気が出て来た。

戻って一時間ちょい炊くか?。

相談役と別れて道を引き返したらいつの間にかガスに強いポイントは埋まっており、全部仲間だった。

普通こんな日は家で大人しくしてるもんでしょって皆さん思うんでしょうね、来るんですよオラの仲間達は。

何故だって?爆弾魔だからよ。

採れる採れないは関係ないんだな。

費用対効果なんて考えは微塵もない!頭の中の味噌の重要な部分が血栓で詰まって壊死してるんだ、オラ達は・・・。

 

まあ復帰戦だし炊くだけでもいいやとポイントHに行ったらガスで真っ白だったが、もう時間が無いからここでやるしかない『ヒデブッ!(北斗の拳より)』。

ここは久しぶりなんだがそれから殆ど誰も炊いてない、どうなっているか?。

8時半に点灯したが8時50分まで一匹も来なかった。

何をやっても駄目。

9時半までの総飛来数が何と12匹・・・。

十和田湖は本当に死んでいる』。

10時前、仲間も次々と討ち取られ撤収の連絡が来る。

オラも諦めて帰るか・・・とブロアーを手にしたらガスが切れ始め、しかもコクワが連続で飛んで来た。

帰れないじゃないか!。

もしかしてチュウの恩返しが・・・い~や!そんな殊勝な奴じゃない!・・・などと言いつつ手にしたブロワーをちゃっかり置いているボク・・・。

11時・・・何の成果もなく全ての反応が消えた・・・。

もう一度だけ言わせて下さい。

ヒデブッ!』。

 

【成長】

 

ある若者から連絡があった。

県外から来てけしからん行為をしている奴がいたので、別な若者がある方法で注意喚起したが無視しているからこれから現場を抑えてやろうと思うんですが一緒に来てくれませんか?という内容だった。

もう酒を呑んでしまっているから駄目だと言ったが、ボクが迎えに行くというのはどうです?と提案された。

オラは最愛のペットを亡くしたばかりで精神状態が不安定で気が立っている上に泥酔しているからオラが行って暴言でも吐かれようものなら犯罪を犯してしまうかも知れないからやはり駄目だと断った。

この電話の後で若頭補佐のJ・N氏に何かあったらフォローをとお願いした。

若頭補佐と相談役のインドコブラ氏の二名を派遣すれば闇の中、軽トラから現れた冷蔵庫のような四角い体と黒塗りの筋の人御用達の〇〇〇から現れた巨体を見た瞬間にカタがつくだろうが、若い者にも修行させなければね。

言葉使いに気を付けて正論で諭せ。

短気を起こすな。

大人の対応をしろ。

手に余りそう、やばくなりそうだったら若頭補佐に説明しておいたから頼っていいと告げた。

結果は見事大人の対応で納得させたようだ。

何かあったらそいつの身元を洗う準備も整えていたけどその必要もなさそうだ。

地元の若者も成長していると思った。

【7月25日】

 

仲間がかなりの人数山に訪れた。

風も無いし今晩はかなり期待できるのではないかという会話がなされていた。

けれどオラは多分今夜は駄目だろうと感じていた。

風がないように感じるのは北西の風を山肌が緩和してくれているからだと思ったし

風があるのだから湿度が低くなる。

加えて空の雲が抜けていたから相当気温が下がるに違いない。

今夜は多分遠いところから虫を呼ぶのは無理だろうな・・・と思った。

なるべく多くの虫を集めるために無駄だと知りながらかなり早く点灯させた。

案の定点灯開始時に75%まで上がった湿度が日没とともにスルスルと下がり、気温も20℃を下回った。

虫が反応したのは8時20分から8時50分の間だけで湿度は60%にまで下がっていた。

想像通り総員玉砕!で終了した。

【7月24日】

 

一日ゆっくりと寝て体力も少し回復、行くか!。

十和田湖から離れた約束の地へ・・・。

林道が荒れたと聞いたがどうなっている?。

侵入してみたら思ったほどではないようだ。

ただ、右に分岐する通称ヒメオオロードはさすがに荒れててランクルじゃデカ過ぎでジムニーじゃないと進めないな・・・。

本戦を更に進むと昨年の台風で崩落した場所に出る。

今夜の屋台はここに張る。

ここにはアカアシとヒメオオが混生するヤナギのご神木が密生してたのだがご神木ごと崩落して谷川に落ちてしまった。

しかしそのおかげで突如ライトトラップポイントが新たにできてしまった訳。

よっちゃんと二人でオオクワを1♂3♀仕留めた夜も普通種を二人で20頭以下というこの場所に初めて開けた場所ができた。

何がどう変わるか変わらないのか?。

開けたとは言っても十和田湖のポイントなどに較べれば狭い穴蔵・・・。

虫の落とし場所が何しろ2メートルくらいしかない道路の上。

セットアップが重要だス。

とりい出しましたのは400W水銀灯(これでも強いか?というくらい)、低い洗車台、そして穴蔵の必需品20Wブラックライトとレースのカーテン。

今夜はこれでいく。

ライトオン。

セットアップが一発で決まったようで弾いた普通種は5匹以内、崖下に落ちたのは皆無で8割方スクリーンに張り付いたから回収が楽なこと・・・。

普通種の飛来ピークは8時半~9時30分くらいまでだったが今までに考えられないほどの飛来があった。

最高条件でやっても20頭いかないのが当たり前のこの地で40を超えた。

9時過ぎに本命1♀の飛来あるも羽に穴、フセツ欠けで一ヶ月断食してましたというような軽いボロ♀だった(一次はここもう終わってるな・・・)ので帰りにリリース。

ここで新たな発見。

ここのは数も来ないが皆小さいという記憶しかなかったが・・・ミヤマ・コクワ・カブトの♀の平均がでかい!。

カブ♀などは飼育品か?というデカさだった。

光が通るとこれだけ違うんだね。

次に来るのが楽しみだ。

【7月23日】

 

練馬忍者のトシちゃんが岩手方面に南下していったのでオラは本日休業。

7時に店を閉めて7時半にはきりっと呑み始めた。

今夜は呑んで寝るぞ~。

前日街灯ポイントをトシちゃんと回っている際に電動シャッターのリモコンを落としてしまったみたいなので、この日現地入りしてたJ・N氏に回収依頼してたが見つからなかった。

そのJ・N氏からO橋に五所川原のY氏が入ってたみたいだとの連絡があった。

仕事が忙しいとも聞いていたが随分とご無沙汰のような気もする。

彼とは疎遠になってしまったがその発端は彼が怒らせてはいけない人の逆鱗に触れてしまいそれをかばおうとしたことがオラの接し方が稚拙だったがために裏目に出たことによる。

そのことについてはオラも大いに反省したが、その際にオラがこのまま続ければO橋は何の変哲も無い場所になってしまうと進言したことを彼らは覚えているだろうか。

今そこはまさにその状況になっている。

人で溢れて場所取りも熾烈でままならない。

仕事をしてたら暇な人に場所取りでは敵わないのは当然。

そこが今空き始めたというのは本命も普通種も成績がガタ落ちしたからに他ならない。

その理由と原因が採集圧の増加による乱獲だけではないけれど少なくとも影響を与えているのは確かと思う。

三年前から陰りが見え始め、昨年は並のポイントになり今年は気軽手軽にやれる以外メリットも少ない場所になった。

この夜彼の屋台には獲物が来たのだろうか?。

今年のパターン通りめぼしい成果が無かったとしたらここの全盛期を知る彼にとっては淋しいだろうな・・・。

オラは嫌われたかも知れないけどこちらの対話の窓は常に開かれておりますよ(アレ?なんか北〇鮮外交みたい)。

何時の日かまた仲良くやれればいいと思っています。

【7月22日】

 

集まった仲間はそれぞれ散会していったが練馬忍者のトシちゃんだけは青森に残った。

東北全域で雨から逃れられないからだ。

青森はこの日の未明に豪雨となり十和田湖は道路が川になっていたとのこと。

ああまた林道が崩壊するな・・・。

大雨でも午後から晴れてればいけますよねと彼は言った。

100%駄目とは言えないけどこれだけの雨が降ったら経験上はまずいいことないけどそれでもここでやる?と聞いたらやります!力強く宣言した。

やっぱりトシちゃんもサムライである。

オラはこういう人が好きだ。

トシちゃんがやるというならオラもお付き合いしなきゃならん(本当は休みたいんだが・・・)。

今夜は間違い無くガスるな・・・十和田湖に向けて山を登りだしたら早速ガスってきた。

現場が近くなってきたらガスが晴れたが夜はガスるはず。

D橋の前まできたら見知らぬお父さんが入っていた。

トシちゃんには標高の低いガスの影響を少しでも躱せる場を推奨したけどポイントSでやったことがないし今の所大丈夫そうだからやってみたいとのことだった。

状況が予想通り悪化した場合に備えてオラはトシちゃんの屋台の引っ越し場所を捜す為各ポイントを見回りすることにした。

ざっと一通り見たがどこも駄目でポイントKはJ・N氏が入ったから残りはO橋しかない。

今張った場所にも一番近いからここがよかろう。

ポイントSに行ったらもう既に点灯していて上々の滑り出しだという。

彼のアシストをするには・・・効果は薄いだろうけどここの上のポイントに行ってオラは上から下に虫を流してやろうと決めた。

オラも現着してセットしてたらその最中に予想通り強烈にガスってきた。

動きの無い真っ白で最悪の奴だ。

急いで片付けてトシちゃんにO橋に引っ越すよう進言。

オラは別な場所にしようと移動してたらD橋が空いている。

先ほどのお父さんは多分ガスが出て来たので諦めたか場所を変えたものと見ゆる。

ん?・・・ここで閃いた。

最後にトシちゃんが街灯廻りを楽しめるようにここでわざと弾いて虫を流しておこう!。

速攻でセットし、その400W水銀灯AKカラシニコフをあらゆる方向に無差別射撃した。

メチャクチャな乱射をしたのでオラの屋台に落ちた普通種は僅か9頭。

トシちゃんの方も飛来するのはノコばかりで芳しくないとのこと。

互いの屋台で成果なく街灯ポイントに集結し、一緒に見て廻ったが何も落ちとらん。

前日の飛来の居残りばかりと見える。

ふと気が付いたらオラがチラした方向に対し逆風になってた。

D橋では雑炊・・・じゃなかった、豪雨で増水した大量の流れが巻き起こす風に騙されていたが本当の風は逆だったのだ。

見立てが甘かった・・・。

トシちゃんにはこの夜採らせてあげられなかったが精一杯やった。

八月にまた来るというので今からそれを楽しみにしている。

【7月21日大集合】

 

県内外から多数の友人知人が訪れ、仲間も集まったので前日から当日までてんやわんやの忙しさ。

忘れ物や忘れ事頻発。

何しろひっきりなしにメールや電話が掛かってくるのでその対応をしている内に今何をしてたのか忘れるくらいだった。

夕刻になったら肌で感じるぬめりの感触が非常に良いことに気が付く。

風が少し強い以外は久々のコンディションで期待が高まる。

青森のオオクワについて蔦のオオクワを追い求めて通い続けているO君にもひょっとしたら来るのでは?と予感がした。

彼には前夜屋台を出した場所でもいいが、確実に行くなら今夜はここだ!というポイントを提示した。

あれこれしてたら自分の出店が遅れた。

慌てて急いで入座したが点灯したのが8時10分と少し出遅れた。

普通種の飛来も久々に少し回復。

暫くしたらO君から歓喜の電話『来ました!ついに♀が来ました!』

苦節、青森に蔦のオオクワを求めて通い続けて早5年目・・・ついに彼は勝利した。

この感じならもう一発出るぞ!気を抜かない方がいいよと告げた。

その20分後位?また電話で『また♀来ました~!店長分かってたんですか~?さっきのは10メートル先に落ちてましたが今度はライト前ズド~ンでしたよ~』。

自分の採集にも集中したいのだが興奮してて電話が終わらない・・・。

5年だもんな・・・仕方ないよな、気持ちは良く分かるしオラも嬉しいからお付き合い。

オラのところには9時半過ぎに1♂1♀が来た。

終わって集計してみたら今宵は約半数の人がオオクワを手にしていた。

ライトでは採れなかった練馬のトシちゃんも街灯で1♀拾った。

これはD橋に入った見知らぬ県外遠征の方が1,000Wを二つ炊いたので弾いたのを拾ったものと思われる。

このセットでも採れる時は採れるが風が少しでも強いと弾き易いからここは400W1灯か同2灯がベストなんですがね・・・。

早め撤収する予定だったがある事情により遅くなり、亀ちゃんとの約束の時間に遅刻した。

過日亀ちゃんがD橋で弾いたオオクワ♀2匹をオラが街灯で回収したのでその内の1匹を進呈する約束をしていたのだ。

亀ちゃんよ、この♀の目を見ながら何故自分は弾いたのかまったりと考えるのだぞ・・・。

全員流れ解散で本日もフィニッシュ!。

 

追記:この夜オラの屋台にキンスジコガネとヨコヤマヒゲナガカミキリが飛来した。

ヨコヤマは亀ちゃんの屋台にも来たとのこと。

よっちゃんにこのことを報告したら『え~嘘でしょ!早い!早すぎる!』と驚かれた。

オラは専門外のカミキリについてはこれまでもよく間違っていたから疑われてもしょうがないが、亀ちゃんはちゃんと勉強しているから間違うわけないじゃない?と言ったら『それもそうだ』とのこと(オラって信用ないな~)。

 

 

【7月20日】

 

O君と約束してしまっていたのでまたもや林道を長距離歩行。

足が保つか心配だったが意外に軽快に歩行できた。

途中で木登りが得意なO君からこの木なら店長でも登れますから登って見て下さいよなどと言われる・・・が、登りやすいかどうかが問題じゃないんだ高所恐怖症ってやつは!高いとこ(オラの場合約3メートルが玄界灘)に登ったらセミ化して動けなくなるんだ!・・・で、『ミ~ンミ~ン♪』って鳴く(泣く)訳だ。

 

疲労は確かに蓄積している。

この夜も今期さほど人が入ってない気むずかしい場所に入座。

やはり出来ることは出来るがベストな条件にはちょっと遠い。

それでも開始直後から久々の手応えの普通種飛来があり、思わずフィニッシュ君に来た方がいいかもだぜと誘ったが9時に飛来がぴたっと止まるパターンが相変わらずで彼とその友人が到着した頃には普通種の絨毯爆撃は終わっていた。

彼らには申し訳無いことをした・・・。

この場所は何故か10時過ぎの遅い時間にオオクワが飛ぶことが多いので普通種の飛来が途絶えても中々止められない。

連続の採集で疲労もピークに近い。

結局本命は仕留められず沈没・・・。

多分だが、本命は来ていたのだが風に乗って逃げられていた可能性が高いと思った。

目視で確認出来たのはこの夜一番大きいミヤマ♂、こいつに逃げられた・・・。

これが悔しかった・・・今度こいつとあいまみれる機会がもしあろうものならば仕留めた瞬間に酢エチじゃなく昆布〆で締めてやる!。

集中力が欠けてたのが敗因の一つか・・・。

【7月19日】

 

今期恐らく誰もやってないポイントに入る。

誰もやってないのは気象条件が整わないと箸にも棒にもかからないとこだからだ。

今夜も良い感じではないが何とかやれるという判断でやってみた。

向かい風が強く、ガスが正面から吹き出していたが午後9時に風が収まると言う予報に賭けた。

午後9時半にやっと風が緩くなってきてガスも薄くなってきた。

今だ!ここからせいぜい30分くらいの勝負になると読んでいたので集中する。

諦めムードが漂い始めた始めた10時10分過ぎに立て続けに2♀飛来。

普通種は30匹程度。

前日より気温がぐっと下がったので長距離は飛ばないと思ってたからこれは近くに身を潜めていたのであろうと推察。

【7月18日】

 

前夜の遠征疲れなんのそので採集。

本命1♀、普通種30程。

埼玉のO君から連絡あり、明日青森に入るので一緒に林道を歩きましょう!と爽やかに言われたが、膝が疼いていたので明日は無理・・・明後日ならと返答してしまい電話を切ったその瞬間にしまった!と後悔した・・・。

【7月17日遠征採集二日目】

 

朝8時に起床したらJ・N氏夫人が既に起きていて昨夜の洗い物と朝食の準備をしてくれていた。

オラ達は昨夜のちゃんこ鍋の汁でうどんを食べたがフィニッシュ君は鍋に入れてた里芋が食えない(ミスター偏食チャンピオン)とのことで婦人が作ってくれたフライフィッシュをパンで挟んだハンバーガーをパクついていた。

虫歯治療中の段違い平行棒の前歯では里芋も噛めないのかね?。

翌日仕事のJ・N氏夫妻はここで帰宅するとのことだったので帰りに温泉に入っていくことをお勧めした。

 

チェックアウトを済ませて二人で行動開始。

日中の目的はトラップポイント周辺の環境を調べると決めていたので長大な遊歩道を今日中に半周することにした。

県内外から訪れた観光客はトレッキングシューズや登山用の脚絆などお洒落な装備で身を固めているのに対し、オラ達二人はまるで昭和のマタギみたいなもんで完全に浮いているがお構いなしに進む。

主に樹種と病気にかかった木を捜すのだが有るところにはかたまってあるものだ。

『う~む、ここにもあるぜよ』。

歩くこと1時間、2時間と経るに従って足に疲労が蓄積していく。

途中何度か休憩したが、休むと猛然とヤブ蚊が襲いかかってくるのが鬱陶しい。

もう歩くの嫌だ!という頃に目前に突如現れる登り坂・・・。

ヒーヒー言いながらこれを登ると・・・『足が!足がァ~あ”あ”あ”~!』足首と元々故障を抱える膝が悲鳴をあげた。

フィニッシュ君は若くて痩せているからまだ大丈夫なのかと思ってたらそうでもないらしく、手に持っていたジュースを既に飲み干していた。

途中で怪しい木を発見!『おいっ!あの木が何の木か見てこい!』と命令を下したが『嫌です!』と拒否された・・・青年の限界も近い・・・。

二人ともドロドロになりながら午後二時にやっと出発地点に到着。

昼飯をまだ食ってなかったので適当な食事の店で今夜のトラップの作戦会議をしようということになった。

食事処が二軒向かい合わせに並んでおり、オラは一方の普段はお目に掛かれない珍しい川魚の看板に目を奪われていたが、フィニッシュ君の『こっちの店で以前小熊を檻に入れて飼っていたのです』という、熊という単語に釣られてそこの店に入店した。

座敷に座ったら壁に熊の毛皮が飾られている・・・まさか?・・・するとフィニッシュ君が、これは大きすぎますよと笑った。

近寄ってみたらこれはツキノワグマとしては最大級の大きさで、件の熊とは違うようで一安心。

カツカレーを注文し、眼下の沼を眺めていたら貸しボートがある・・・。

かつて貸しボートでの海釣りに狂っていた時代を思い出し、ムラムラとしてきた。

『おいっ!二人でアレに乗らないか?』と言ったらキツネ眼の冷たい視線を浴びせながら鼻でフッと笑いやがった。

暫くしたら今度は女二人組とカップルが白鳥の足こぎボートで湖面に乗り出してきた。

子供の頃、白鳥号に乗りたかったが機会に恵まれず悔しい思いをしたことを思い出し、ムラムラとしてきた。

『おいっ!二人でアレに乗らないか?』と言ったらフィニッシュ君に『嫌です!』と断られた・・・。

かなり時間を掛けたカツカレーを食したがボンカレーの方がまだマシだったかも?。

会計をして外に出ようとしたら入店時に見逃していたレジの奥に小熊の剥製が・・・。

あぁぁ~お前!・・・なんて変わり果てた姿になって・・・』とオラが叫んだらフィニッシュ君が『違いますって~』と言ったが『うんにゃ!コイツに違えねェ!きっとその時だけ名物のないこの店のメニューのお品書きが一枚増えたんだ!』。

『そんな訳ないでしょ~』。

気が重たくなった。

 

今夜の屋台はどこに出すのが正解か?・

今日も今の所風があり、風向きが悪そうだ。

あちこち下見に出かけた。

今期一度も入ってないポイントに着いたら雰囲気が良かったのでここでやるかと半ば決めたらフィニッシュ君の目が疲労から死にかけていたので仮眠を取らせた。

彼は来た方向に戻り、昨夜屋台を出した河川のやや下流側に陣取る予定にしている。

オラも少し眠ったがウトウトしながら考えた、ここもやりたいんだが今期集中して攻めると決めている付近の情報をもっと集めた方がよいのでは?。

フィニッシュ君を起こして彼は予定通りの場所へ、オラは昨夜J・N氏が屋台を出した場所にまず入り、連続して掛けてみてその後10時過ぎにフィニッシュ君の更に下流を照らしてみることにした。

 

ライトオン。

昨夜のようなガスはなかったがやはり風が邪魔をする。

本命を除いた普通種は全部で90匹ほど。

さて移動するかとするとコクワが飛んで来るので止めるに止められず、結局移動して再点灯したのは午後11時。

持ち場に入る前に撤収時にお互い連絡が取れない場合は流れ解散としていた。

電話してみたら彼はまだ電波の届かない場所にいるみたいで繋がらない・・・ということは奴はサラリーマンで明日から仕事だということを忘れて続行しているに違いない。

ここで奴が通るのを待つか・・・。

11時半、やっと彼が降りてきた。

めぼしい成果はなかったようだが、このラインでは少し標高を上げた方が成果が出るというデータを得た。

さあ帰るべ。

オラが先導すると奴にオカマ掘られる危険度が増したので彼に先導させた。

縦に細長い町の外れに差し掛かったら急に彼の車がセンターラインを超えた!。

『あっ!気絶しやがったな!』クラクションを鳴らす。

今度は何も無いところで急ブレーキを踏んでノッキングを起こす(彼のはマニュアル車)『危ねェ~!停まれ!停まらんか~!このバカタレ!』とクラクションを鳴らし、その時の心境はまさに激闘警察24時の気分。

やがてフラフラと彼がコンビニの駐車場へ・・・。

駄目だお前ここで仮眠していけ!と言ったら死後48時間経過のサバの目で力なく『そうします・・・』と言った。

このまま放置すれば奴は明日の出勤時間までここで寝ているかもしれないが人は失敗して成虫・・・じゃなかった成長するものだから仕方ないのだ。

心置きなくオラは奴を置き去りにして出発し、飛ばして帰ったのできっちり2時間で帰宅した。

翌日彼に『生きているか?』とメールしたら返信がきたので安堵した。

彼は翌日車でこの夜訪れた地の先である隣の県まで営業に行かされたという・・・。

遠征採集これにてフィニッシュ!。

 

【7月16日遠征採集初日】

 

当日の朝・・・準備ができてなかったのに前日も又深い採集と深い酒に溺れて起きれるのか不安だったが・・・人生で初のデートを迎えた絶世のブスの心境に達したオラはパッキリ午前8時に目覚めた。

今回の参加メンバーはJ・N氏夫妻とフィニッシュ君の全4名。

予定より参加メンバーがかなり少なくなったが今回狙う青森県超難関ポイントを攻めるには逆に精鋭と言って良い構成かもしれない。

漸く準備が整い、フィニッシュ君の家に迎えにいったのが午後1時50分。

彼の愛車スバルサンバー凸凹号を先導させる(追突されたくないのと道路だけは良く研究して最短路を知っているから)。

車が新しくなっても彼の運転は変わらない。

相変わらずフラフラと風も無いのに左右に揺れ、センターラインを割ったりサイドラインを割って側溝に落ちそうになったりするし、停止線では絶対に止まらない。

極度に運転が下手なのか、三半規管が弱いのか、既に半分眠っているのか・・・。

目指す場所は青森県でも温暖でどこか南国の匂いがするのでドライブしててもそれだけで楽しい。

とある町の広場に差し掛かったらそこに5人の女子高生がたむろしており、その内の一人が何かを拾おうとして屈んだ一瞬にパンツが見えたのをライトトラップで鍛えたオラの鷹の目は見逃さなかった(薄紫に花柄のパンツだった・・・)。

運転中の一瞬でもこれを見逃しているようじゃあ地面を歩行している昼間のミヤマメスを見つけることはできない。

ただ、立ち上がってこの子の顔が見えた時、残念!だったのが残念だった・・・。

目的地にはコテージを予約してあり道中夜中に酒の肴にする地元の名産品を求めて寄り道を繰り返す。

それでもいつも目的地周辺まで3時間ほどかかるのだが、さすがフィニッシュ君の厳選したルートだけあって寄り道しなければ彼のノロノロ運転で行っても2時間半くらいで到着できるようであった。

途中で寄ったスーパーで最後の買い出し。

今夜は焼き肉と伝えていたのに既に我満出来なくなったのかフィニッシュ君は焼き肉弁当を買い込んでいた。

目的地のコテージに5時に到着、早速チェックインしながら各種の採集に纏わる交渉開始!管理人から狙っていた回答を引き出していく。

これでこの方面の採集の枠が広がった。

部屋に入り備品その他のチェックをするが一通り揃っており、夜中に蚊が侵入してきた時に備えてスーパーでアロマ線香なるものを買い込んでいたのに電子蚊取りもアースジェットもガムテープも備えてあった(カメムシが入って来たら手で触れずガムテープで絡め取って下さいとの張り紙あり)。

J・N氏夫妻到着まで今夜の食材を下ごしらえと調理に取りかかる。

オラ達は普段県外に出て行くことが殆どない者達ばかりなのでこういうのが既に新鮮なのだ。

県外遠征の方達が味わっている旅の楽しみというものを今回オラ達も思う存分楽しませていただこうじゃないの。

陽が傾きかけて来た頃にJ・N氏夫妻到着。

早速当夜の作戦会議を開始する。

気象条件は温度、湿度は問題無し、曇りで月も殆ど採集中には上がらないから関係無し、ただちょっとガスり気味なのと日中より納まったが風が南寄りだったのが気がかりだった。

十和田湖なら丁度良い風向きだが、ここでは真逆になる。

無風または東寄りじゃないとライトトラップの天敵となる逆風になるのがこの地方の難しいところなのだ。

オラは宿のすぐ側に屋台を出し、一番早く引き上げて当夜の宴会の為の調理を開始する。

今回は参加できなかったが、ここにインドコブラ氏がいたらシェフの役割は彼が拝命していたことだろう。

なにしろ彼は多芸・多趣味で料理の腕もたいそうなものと評判だからだ。

J・N氏夫妻は宿から1キロほど離れた地面が舗装された広いスペースの大場所に入座。

オラから彼に譲り渡した1キロWのHIDが中々活躍の場面がないとのことだったので、ここで思う存分ブチかましていただく予定だ。

最後のフィニッシュ君は一番離れたマニアのほの暗い穴に侵入。

だが、採集が終われば今まで自宅に2時間半かけて戻らなければならないのが今回は30分で戻れてメシも食えるしシャワーも浴びれて寝床にも潜れる。

この差はデカイ!。

 

採集スタート。

気温23℃、湿度82%、風はあまり感じないが実は上空ではそこそこ吹いている状況。

オラの場所は宿からすぐ近くだったのだが、想定外だったのが宿泊客がいるとその周辺の街灯を点灯するということだった。

これではオラの屋台と干渉してしまう。

午後9時には消灯するとのことだったからオラの勝負はそこからということになる。

加えてJ・N氏の屋台とも干渉する。

丁度J・N氏と街灯に挟まれている状態なのでなす術がない・・・。

風・ガス・干渉と揃ったら勝負にならない。

オラの場所よりはJ・N氏の場所の方が勝機があるし、彼の場所にオラの光も干渉しているので最初に点灯した700W水銀灯を消し、400W水銀灯と電池式30Wのライトに変更して干渉をできるだけ抑えることにした。

J・N氏はオラの場所より標高が高い場所に陣を張ったのだが、採集中に二回空が急に明るくなり光の束が旋回していった。

その光景はまさしく『未知との遭遇』であった(1,000Wってやっぱ凄ェな~)。

採集開始から20分後、まず700Wを使用している時にミヤマ♀と思われる個体が真っ直ぐに躊躇なく街灯方向に逃げた。

最後に飛来した個体も逃げた・・・その間の総数は?・・・何と3匹だ!。

遠路遙々やってきて今期最低記録を更新した・・・。

そして肝心の街灯だが9時には確かに消灯した・・・オラの近くの2本を残して・・・。

約束が違うじゃ無いか!だが、多分防犯上の配慮なのだから文句が言えない。

こりゃあ駄目だ、とっとと宿に戻って調理に取りかかろう。

オラの屋台を消灯することによってJ・N氏の屋台に一発逆転を願うことにして9時半に撤収した。

 

今夜の食事メニューだが、メインは焼き肉とイノシシを入れたちゃんこ鍋、それにマグロとソイの刺身、真イカの焼イカ、ミズのゆず酢浸け等々。

準備万端整えたら皆が戻ってくるのを待ちきれずつまみ食いしながら缶酎ハイでお先に一杯。

やがて小雨が降ってきた12時頃、夫妻が戻ってきた。

結果は普通種が40~50頭くらい。

この条件ならまずまずだし、オラの干渉もなかったらもう少し数は伸びていただろう。

この場所は虫の数は溜まっていて、条件が揃えば爆発すると感じた。

夫妻にシャワーを浴びてくることを促し、その後宴会スタート。

静かに楽しく飲み食いしながら採集談義で酒が進む。

だが、待てど暮らせどフイニッシュ君が帰ってこない・・・。

午前1時・・・帰って来ない・・・午前2時・・・帰って来ない・・・。

野郎嵌まったか?さすがにこの時刻になっても戻らないのはおかしい!。

ここは草木も眠る山間部、獣と幽霊は居ても警察は居ない。

酒を呑んでしまったが捜索に出るかとドアを開けたら奴はずぶ濡れになって戻って来た。

車で行けるところまで行き、そこから何百メートルかを何往復も手作業で道具を運ばなければならない場所に屋台を出したので撤収に時間が掛かったのだという。

彼の獲物は普通種が50前後、本命は出なかったが中々良い型のミヤマを収穫していた。

シャワーを浴びてくるように促したが、出て来たら可愛らしいパジャマを着て出て来たのには笑った。

ここから本格的な宴会に入って寝たのは午前4時。

オラとフィニッシュ君の寝床がロフトだったので高所恐怖症のオラは梯子を登るのが怖かった。

小便でここを昇り降りするのが嫌だったので寝る前に滴の一滴まで絞り出してから寝た。

朝6時に一旦目が覚めたらフィニッシュ君が不思議なポーズで(おそ松君に出てくるイヤミのシェーのポーズ)寝てたので感心した。

第一日目はこれにてフィニッシュ!。

二日目に続く・・・。

【7月15日マニアのほの暗い穴で小爆発】

 

石の上にも・・・何日目だか全く覚えていない脳味噌足ランドゥス。

不振の原因を探るべくほぼ誰も知らないほの暗い穴に向かう。

今期ここに入ったのはJ・N氏くらいで、その時は条件が最悪だった。

ここは常に落石・道路崩壊・倒木・ひょっとしてプーさんの甘く危険な香りが漂う危険な場所。

ただ、不振エリアとは離れているので他の不振エリアと比較するにはもってこいだと思ったので侵入してみた。

 

林道突入・・・すぐに倒木が道を塞いでいる。

これを車載した電動チェーンソーで難なく切断して突破。

路面の両端に繁茂した雑木や草が容赦なく車の塗装を傷付けるが何も感じない・・・無視して進む。

J・N氏が入った後で落ちて来たと思われる落石を次々と谷底に落としてまた進み、現場着。

ライトを置く位置に落ち枝が散乱し、草が茫々だったのでグランド整備し、草刈マス男してたら陽が落ちた。

 

気温22℃湿度86%で無風・・・好条件にムフ~と鼻息を荒くして本日の営業開始!。

落とし場所が狭い場所なので展開と撤収が面倒臭いがスクリーンを張りブラックライトをつり下げた。

昨年風でスクリーンのスタンドが倒れてブラックライトを割ったので今期から風の影響を少しでも軽減できればとスクリーンの生地をシーツからレースのカーテンに代えたが感じは上々。

点灯開始して間もなく無数の雑虫が襲撃してきた。

ライトの側に行くと呼吸しただけで鼻の穴にも目の中にも虫が侵入してくるので近寄れないほどだ・・・これは堪らん!。

1時間後にはスクリーン一面に蛾が張り付いて真っ黒に・・・。

 

結果は普通種100~120頭くらい、オオクワは1♂3♀。

持ち込んだ機材とセットアップを間違えてたのと、この場所の攻め方を間違えてたのに途中で気が付いた。

ここはかなり照射面の高低差が激しいのだが下部と正面の直当てしかやったことがなかった。

上方の峰は高いし遠いし、そもそもそこにはクワガタの数が居ないように思い込んでいた。

従来通りの操作で普通種を40頭ほど集めたところで飛来が止まったのを機にやってみたらセオリーはやはりセオリーだった。

再び飛来が増し、ここから一気に前述の成果の内1♂と1♀の追加を得た。

今期ここはほぼ誰もやってなかったとは言え、通常ポイントとのこの差は何だ?。

ここもあと数回攻めると同じようなことになるのだろうか。

通常ポイントに入った仲間に結果を尋ねたら全員討ち死にしていた・・・。

明日から1泊二日の遠征採集なのだがこの夜も来たくは午前1時半となった。

準備が中途半端だ・・・疲労が蓄積してるのに起きれるのか?。

本日も終了。

【7月14日旅人来る】

 

眠い・・・疲れた・・・でも出陣。

さあ出発!と交差点に差し掛かったら車同士がぶつかって1台が横転し、道路の脇におばちゃんが座り込んで泣いている・・・不吉な・・・。

通り過ぎて進むと今度は路面に羽毛布団が落ちている・・・不吉な・・・。

しかし気にしないでひたすら山を目指す。

 

今夜は県外の知人が二組来るので1年振りの再会だ。

O君はまた変な所に潜り込んだので会えなかったが電話で会話し、Y氏とは屋台が近かったので挨拶し、暫し談笑することができた。

来る途中D橋は先客がいたけどKポイントもO橋も空いていた。

遅れて亀ちゃんが来たのでOもKも空いてるよと告げたもののタッチの差でOを取られたらしくKに入座。

 

スタート時22℃湿度82%、気温は日暮れてからまだ少し下がるだろうがここまでは順調。

ここから前日の再検証をする。

メインではなく遠い方から再びライトを回していくが前日より逆風が強く中々飛んで来ない。

メインの方向までライトを回していったがやはりメイン方向に近くなるにつれ飛来数が落ちるのは明白だった。

方向を変えると飛んではくるのだがすぐ止まる。

このポイントへの新規の流入がなく、付近のはここ数日で刈り取ってしまったかのような感覚である。

懸命に集めても普通種は30を少し超えたくらいで前日より更に少なくなった。

本命は1♀をやっと出したがたまたま感が強い。

アカアシの大型個体が見え始め、飛来してきた数の中の割合も多くなってきたし、ミヤマはスレ始め、ノコは大歯が増えてきた。

どうも例年であればオオクワは7月15日にして一次発生の終盤の様相に見える。

亀ちゃんに連絡したらその時点で普通種が15匹ほどとのこと。

まるで『十和田湖は死んでいる』かのようだ。

この日O君が入ったのは地元民でさえまず殆ど入ったことがない場所で、ここは平均すると普通種が10~20くらいしか飛んで来ないという本命が来なければクソ面白くも無い場所であるけれど件の原因には関係がないところでもある。

採集を終えたであろう時刻に連絡したら本命は来ず、普通種はアカアシが8割で総数30頭超とのことであった(やっぱりそうか・・・)。

予想の精度が上がった。

今期は多分だけど蛾の爺さんがうろついている近辺とその原因と離れている場所はある幾つかの条件以外ではこの傾向が向こう数年続く恐れがある。

 

撤収を開始していたら連日の疲労で眠くなってきた。

自宅近くのコンビニまで辿り着いたら後部ドアを全開にしたままだったのに気が付いた。

運転中やたらスースー冷えるし対向車の音がうるさいと思ったらコレだったのね。

羽毛布団落とさなくて良かった・・・。

酒を呑んだらストンと就寝・・・と思いきや目が冴えてきた、何故か?。

明後日から行く遠征採集のことを考えてたらワクワクして堪らなくなったんだ。

この気持ちは例えて言えば遠足前夜のガキというレベルではなく人生で初のデートを控えた絶世のブスの前夜、といったとこだろう。

一旦床に入り、そこから何故か夜中の2時半に突如洗濯を始めて、勝負パンツは真っ赤な薔薇のにしようか(実は持って無い単なる妄想)それとも迷彩柄のパンツにしようか(これは持っている)と腕を組み、また酒を飲んで空が明るくなってから寝たのでまた寝不足になった。

 

多分・・・だけどこの夜十和田湖に屋台出した人はその殆どが小塚っ原に首を並べていたと思われる。

オラも持ち帰ったのはやっと採ったオオクワチビ♀と大歯のノコ1匹だけでした。

【7月13日】

 

今期ずっと首を捻っていた。

ホームグラウンドである十和田湖周辺の採集データを仲間から集めて蓄積していたのですが、スタート時の低温、その後の高温、月齢と発生タイミングのズレ等、マイナス要因を差し引いても説明しきれない低調基調にあったからです。

採れているオオクワの数もそうですが普通種の数も激減している状況。

集めたデータを解析していたらまず、あることが分かった。

全ポイントで低調基調にあるのは気温や月齢による部分が大きいと思えるが、これは次の新月回りが一次発生のピークと重なるのである程度ここで挽回できるのかなと思う。

だが、かつて鉄板と言われたO橋の惨状は燦々たるものだ。

今期恐らくはここで採れたオオクワの総数は5匹いってないと思う。

ここまでではやや低調のポイントと絶不調のポイントに二分されている。

何故だ?・・・。

その原因が昨夜分かった。

絶不調ポイントの傾向はある条件の日を除いて今後も暫く(あるいはシーズン通じて)続くものと思われる。

これから県外遠征者の方々も青森を視野に入れられているかと思いますが、ここまででは1ポイント当たりの一晩の普通種飛来数平均で20頭前後ですから、当たっている地域で踏みとどまって北上を避けた方が賢明かも知れないです。

 

13日採集スタート。

本日の場所はオラが得意にしているメインの狩り場の一つだが本命も普通種も例年に比較すると30~40%減で推移している。

前述した原因の真偽を確かめるべく検証の為に入座。

当日はやや風が強かったものの風向きがここに合っているのと地形が緩和してくれたことにより今シーズンでは2回目のベストに近い好条件。

スタート時22℃湿度86%。

通常ならここに光を照射するという全くの反対方向にライトを向ける。

遠いのと緩いながら逆風になるので飛んで来るまで時間は掛かるものの虫は途切れずやってくる。

今期これまでにないくらい順調な飛来数だ。

しかし、逆風と遠距離なので普通種も小型が中心である。

このままやってもオオクワは♀なら引っ張れるだろうけど採りたい♂は小型を除いて見込みが薄い。

ここから30分毎にライトを右旋回させて少しずつメイン照射方向にずらしていった。

飛来までの時間を距離を計りながらカウントして状況を探る。

するとメイン方向に近くなるにつれ最初は飛来するが段々途切れがちになり数も落ちてくる現象を確認した。

やはりか・・・読みは当たっているものと確信した。

メイン方向からのオオクワは来ないこともないだろうけど確率は下がるんだろうとのことで普段は滅多に向けない、しかしその中で距離は比較的近く風にも邪魔されない方向を選んで攻めた。

9時40分本命♂飛来。

普通種総数は80匹を超えたがその内の半分以上は普段は向けない方向から引っ張った。

恐らくはいつも通りやってたら普通種の数は30~40匹で終わっていたのだろう。

この夜、仲間が3人入っていたのだがオオクワはゼロ、普通種の飛来平均が20頭あまりだったという。

終了後に民宿根岸屋さんを休業に追い込んだバイパス工事が気になったので見に行ったらまだ夜間工事はやってないようだった。

日付が変わって夜中の12時半を過ぎていたので帰ろうとしたが、亀ちゃんがライトを畳んだあと街灯も回ったけど居なかったという飲食店街に差し掛かったら落ちててもおかしくない雰囲気だったので今期一度もやってなかった街灯廻りで寄り道。

すると・・・立木に1匹、木の電信柱の割れ目に1匹のオオクワ♀がいた。

この電信柱の奴は手を伸ばしても届かない所に入っていた。

どうしたか?持ってて良かったアルミ脚立!で取り出しました。

帰宅は午前2時半、アルコールの儀式を始めたらすぐに夜が明けてきた・・・。

今年の青森は厳しそう・・・午前4時就寝。

【7月12日】

 

夕刻前にチョコボール君から入電、既に現地入りとのこと。

昼間はカミキリムシを追い掛けてたはずで、夜間はライトトラップと・・・若いっていいなあ~。

山は下界よりも気温が高くないとの報告でオラもムラムラと・・・。

本日の彼の屋台は青森県でも超難関ポイントに入るように聞こえたのでそこは何が何でもここから叩き出してやる!という信念の場所だからもう少し標高下げた方が良くないか?と助言したのだが彼とオラの地名の観念にズレがあり、結局彼の目指している場所とオラの推奨する場所が同じだったので一件落着。

多分そこ今夜は本命♂が出ると思うよと予言(タイミングの経験値と野生の勘による)。

オラも現地入りしてスタート。

オーラも感じないし何となく気にくわないけど昨夜よりはよっぽどましだという感じ。

スタート時気温23℃湿度80%。

普通種は一通り来るものの盛り上がりというものがなくダラダラと飛んで来る。

総数で40ちょいというところで、アカアシとミヤマの♂でそこそこの型が各2匹ほど。

10時前に本命♀×1、月が出て来た10時過ぎに山陰から追加1匹。

二匹ともにボロボロだったので泪を呑んで成田離婚のその場リリース。

普通種も店頭に並べる5ペアほど選んで少し離れた場所にリリース(その場に捨てるとキツネ・タヌキに喰われるから)。

チョコボール君に架電したら9時頃にやはり本命♂が来て、普通種は20頭くらいだったとのこと。

例年なら彼の場所はオラの場所より遅い時間に飛んで来るケースが多いものだが猛暑によるものなのかパターンが少し崩れている感じもする。

虫と同じくオラもダラダラと帰宅して終了。

【7月11日猛暑に沈む】

 

最初に・・・先日目撃したUFOか?という物体ですがジェット機でした。

 

12日曇りだがここは青森か?というくらい暑い。

現場着、陽が傾いても27℃ある。

風が通る場所か標高を上げないと飛ばないなと知りつつも移動する気力なく入座。

スタート時、風無く月は上がる時間が9時過ぎで上がってもかなり山陰と雲がガードしてくれる、湿度も80%を超えている。

ただ・・・気温が26℃から下がらない・・・。

普通種はヘロヘロと飛んで来るが中々落ちないし、落ちても高温の為拾いに近づいている途中で再び飛び去ってしまう。

夜中に22~23℃まで下がってくれれば夜中に飛ぶパターンなのかもしれないけどよっちゃんに電話して調べてもらったら12時でも24~25℃で午前3時には既に26℃まで上がるみたいですよと言われて気力が萎える。

午後10時半を過ぎてやっと1℃下がり25℃になったら急に纏まって本日姿を見せてなかったコクワが飛んで来たので期待したが神風は吹かず。

11時半まで頑張ったがいかんともし難く撤退。

帰宅途中で雲が抜け、月が出たので後ろ髪引かれることもなくヘロヘロと帰宅。

沈没!。

 

【衝撃の結果】

 

一度もお会いしたことはないのだがふとしたきっかけで福島のS氏と時々メールのやりとりをしていた。

この方は仕事の傍ら異様とも言える行動力と執念と信念とで採集をされておられる。

大体、自分のスキルアップの為に会ったこともない九州の採集名人にアポをとり、同行の許可を得て九州まで飛んで行くなど並の人にできることじゃない。

この人はいずれ何かでかいことしそうだ・・・とは思ってはいたが、71㎜UPのノコギリ採集に成功したのであります。

居るんだな~やっぱり・・・。

こんな出会いはやはり努力と執念と最後に運なのか・・・。

しかもこの個体を自分のメイン目標であるミヤマじゃないからと誰かに譲渡されたらしく・・・。

オラだったら住む家がダンボールに代わり、餓死寸前とかに陥らなければ手放さないか、このノコを握りしめたまま高所からダイブするかだろうな~。

何はともあれこの快挙に敬服いたします。

【7月9日遠征採集先に・・・UFO?】

 

県内でここだけが当日雲に覆われる・・・週間予報をじっとウオッチし、前日・当日にも変化無く更に翌日の予報も曇りと出たら信じてよいのでは?風が少しありそうだけどあそこの地形なら多分躱せる。

よしっ!行くか!と仲間のA坂君と一緒に片道3時間の旅に出た。

今回の目的の優先事項は次の通り。

①途中にある施設の視察並びに関係者への諸交渉。

②当地のデーター収集。

③愛知の学校に送る標本用クワガタ採集

④ひょっとしてオオクワ

 

中間地点まで来たところで風強し・・・予報2メートルだったが4メートルあるんでねェの?。

目的地が近くなるに連れ風は落ちてきたが今度は肝心の雲が無くなっていく・・・。

A坂君に予報見て貰ったら、午後からずっと曇りですねんと言ってた予報がいつの間にか雲は午後21時からだっぺ   に変わっていた・・・。

期待の雲は無くなっていたが代わりに暗雲という雲が漂ってきた訳だ。

目的の第一である宿泊施設を訪ねるが人の気配が無い・・・受付の建物に行ったら『本日定休日』の看板が・・・。

日曜日に宿泊施設が定休日・・・しかし、近くで良いライト場を見つけたからよしとしよう。

 

現場着。

月の出る方向と上がる時間と角度を暗記してきたはずが3時間の運転で全部忘れたのでフィニッシュ君が在宅していることを期待して電話したが生憎外出中。

彼と会話してたら米軍か自衛隊のジェット戦闘機が1万メートルほどの?上空(ジェット噴射の軌跡のみで機体が見えない)を飛んでいるのが見えた。

と、その前を別な飛行物体が飛んでいる・・・が、何か変だ。

フィニッシュ君に何かUFOみたいのが飛んでいると半ば冗談を言い、会話を終えたがやっぱり変なのでA坂君にもアレ何?と聞いてみた。

ジェット噴射の軌跡が見えないからジェット機ではない、ヘリコプターが飛べる高度でもない、戦闘機とさほど変わらない速度で飛んでいたからプロペラ機とも思えない。

更には機体から二つの点滅の光を発していたが、通常の航空機の信号としての光はピカッ!ピカッ!と短く発せられるものかと思うがコイツのは二つの光が交互あるいは同時又は不規則に遅くぼやっと光るのである。

二人で何十秒かこれを見つめていたが、やがてフッと忽然と消えた。

ここで不用意に手を振ったりしたら木陰から頭が大きく背が小さいグレイとか言う小人が現れてA坂君は〆られて標本に、オラは獄門さらし首でもされるのだろうか・・・。

UFOらしきものは小学生の時に夜の青函連絡船上で姉と一緒に目撃したことがある。

左右に揺れながらもの凄いスピードで飛んでいたので近くに居た他人の大人に『アレは一体何ですか?』と思わず聞いたら『さあ~?・・・UFOじゃないんですか』と何の抑揚も無く答えたのだが、あとでこの人物こそがグレイだったのでは?などと疑ってみたりして・・・。

若い頃ならもっと騒いだかも知れないが老い先短くなったらどうでもよくなってきたのでトラップの準備に取りかかった。

その後A坂君がまた何か飛んでいる!と叫んだがオラが見た時には既に消えていた。

 

トラップのセットアップ完了、気温25℃、湿度63%、風は緩い南風。

何しろ当夜は満月なので照射予定方向の左から月がでたら一巻の終わりだが、右からなら高い山と木立が8時半~40分程度まで味方してくれそうだ。

点灯を待っていた19時29分、フィニッシュ君からメールで山から月が顔を出してきましたよと連絡が・・・。

20時頃に点灯しようと思っていたけどこれを聞いて我満出来なくなり19時40分にライトオン。

ここでA坂君とミーティング、本日の普通種最低目標5匹、努力目標10匹、20匹採れたらたいしたもんじゃで頑張ろう!と。

20時でも十和田湖と違って太陽の影響で空がまだまだ明るい、この時点で気温22℃、湿度83%(以後ずっとこの数値をキープ)雲は全くどこにもない。

A坂君がまたスマホで予報をみたらまた変わってて、21時雲が来るとさっき発表してたのに今度は22時になりますと・・・。

点灯間もなくカメ吉は沢山きたが、蛾や他の雑虫の寄りも明らかに悪い。

クワガタはポツポツと飛んでは来るが制限時間8時半~40分までか?というのに8時20分でもまだ西の空がほんのり明るく、8時半になったら東の空が満月によりうっすら明るくなってきた・・・。

暗い陰、低い所から虫を引っ張り出して集めるのだが、頭上の送電線の更に上にクワガタが吸い取られていくのが見える。

相当な数を奪い取られているのは明らかなのでなるべく低く飛ばせるようにして、離脱しそうな奴は時々飯綱落としで叩き落とした。

A坂君が飛んで来た虫を目で追うのを拝見したが、以前よりもかなり的確に追っているのが分かって感心した(お主、番付を上げたな!)。

彼の上達の早さの理由はやはりバトミントン選手がなせる動体視力のせいなのかな?。

時刻は22時、気温はここで20℃に落ちた。

この時刻で終了予定だったのだが22時に雲が現れるとの予報が気になり、もしも来たらそこからの爆発があるとしたらそれを見たいのと、既に満月が高らかと姿を現しているにも関わらず位相を変えるとポツポツと普通種が来るので延長戦。

雲は・・・来るには来た・・・が、スケベビデオのボカシより更に薄い何の役にも立たない雲だったので満月はその出力を95%以上維持していた。

22時半、これ以上やっても雲は来ないのは明らか。

普通種の数は・・・数えてないけど間違い無く30は超えてるだろう、満月でこれだけ採集したらよく頑張ったと言えるべ、と二人で納得。

飛来種は多い順にミヤマ・ノコ・アカアシ・コクワだったが、満月にも関わらずまずまずの大型個体も飛来してきており、アカアシは小型だったが1次発生のピカピカ新成虫だった。

印象としてここのミヤマ・ノコは1次発生のピークにほど近くかまっただ中にあり、間もなくアカアシの大発生を迎えると感じられ、十和田湖より一週間~10日ほど早く推移しているように感じた。

帰路、走行していたら気温が再び上がりだし22℃まで上がってきた。

これで月が雲に隠れたら夜中の大爆発が・・・と思ったが雲はやはり現れず、夜明けまで月は落ちないので後ろ髪を引かれることもUFOに追い掛けられることもなく無事帰宅した。

寝る前に翌日愛知の学校に納品するために強制収容箱から選別して毒ビンに虫を入れ替えながら数えたら全部で70匹を超えていてびっくりした。

【ホームページの記事】

 

しょうも無いような記事をホームページに延々と書いてる訳ですが、提供元のメニューが変わって訪問してくれている方がどこを何人見ているかが『アクセス解析』という欄で確認出来るようになった。

いつも採集の時期になるとアクセス数が増えるので一番はやはり『飼育と採集の知恵袋』なのだが、結構過去記事まで遡って見てくれている人が多いのはちょっと意外だった。

更に・・・二番目に多かったのが何と『灯火採集マナー集』だった。

これは何を意味するのだろうと考えた場合に、今まで灯火採集の道具の購入を躊躇っていた人もいよいよ生産が無くなるということで手に入れて新規参入した現れかも知れない。

現に昨年まで持って無かった県内の知人の多くが今春までに手に入れてデビューしているから場所取りも中々激しくなっているのは事実であり、無用のトラブルを回避するための参考として見ていてくれるなら嬉しいことだ。

これが全国標準のマナーですよと書いても全く見解を異にする人もおれば分かっていても履行できない人も当然いるでしょう。

これを守らなければ駄目だ!と強制する権限もそんなつもりもありません。

が、沖縄を初めとする南西諸島での保護の名目の下での良く分からない採集禁止やトラブルが招いたライトトラップ禁止の現状は世の中が少しずつ愛好者にとって辛い方向に向かっているのも事実です。

オラは先行きが短い上に既にかなり楽しんだのでまだしも、これからという若い世代の方は長く楽しみたいのであれば一考すべきじゃないでしょうか。

 

【定説・・・の裏側】

 

採集における巷の噂で今年は月齢が悪いとか、飼育においてオオクワWDからの直仔は大きくならない(特に東北の個体)とかよく耳にするのだが本当か?。

まずWDからの直仔は・・・という方ですが大きくならない、の大きくというのは一体何㎜の個体を指すのか?・・・話しを聞いてみると60㎜台かせいぜい70㎜に達したかどうかで止まっているという声が多いようだ。

この場合ならばこの意見は全くの間違いだ。

何故ならオラの店から青森産WF1の初令幼虫を購入して飼育したお客さんから75㎜が複数出たとか77~78㎜が出たとか画像と一緒に多数報告を受けているし、オラ自身でも♀でWF1個体が同血統で50㎜超えが5頭ということもあった。

大きくならないというという要因は以下の中にあると思う。

①大型の潜在能力を秘めた血統かどうか

②飼育技術

③適切な飼育環境の有無

④採卵時期と幼虫期間

⑤大きく育てたいという情熱と観察眼

上記の内、多くの人が②~⑤に何らかの問題があると感じる。

種親の♂♀が両方小型だったとしても持っているポテンシャルも低いとは言えないしまた、そこがWDからの累代の醍醐味でもあります。

超大型の血は無くとも20~30採卵して②~⑤をクリアしている人が飼育すれば75㎜前後ならまず必ず出るでしょう。

だからへこたれず夢を抱いてチャレンジし続けてもらいたいです。

 

次に月齢が悪いとかの話しですが・・・都会在住の勤め人で週末しか採集に行けないような人なら確かに影響大でありましょう。

週末にやっと打席に立てると思ったら雨・風・低温・月にやられたと・・・。

これは運が無かったとしか言いようがない。

けれど、執念と知力を振り絞る人はこの悪影響を少しでも躱すものでもあります。

地図や天気図各種情報とにらめっこして行く先を変えたり道具や戦術を変えたりとかする人としない人、そしてそれらが的確であるかどうかで年間の成果は全く変わると思うのです。

まして採集ポイントまで車で30分~2時間程度で行けて、時間もある程度自分の自由になる人ならあまり関係無いと思います。

自分の場合で言えば、新月が月のどこに来ようが、採集初期が低温でスタートしようが、逆に青森で9月中旬まで夜間が暖かくても結局は年間採集数は変わらないです。

スタート初期に何らかの悪条件でつまずいても良い時期にその分纏まって採れるから変わらんのです。

虫によっては発生期間が10日~2週間くらいの虫もいる訳で、それらの虫なら悪天候などは結果にモロに反映するでしょうが、オオクワなんかは青森だと6月~9月初旬まで採れるんだから楽なものです。

数や結果だけに囚われず、悪条件を己の知力・体力・技術で躱す・・・これもまた採集の醍醐味でもあります。

天候に恨み辛みを吐くよりも、一歩前進・・・これです!。

【7月6日】

 

当夜は月齢12の月。

お団子食べたくなるような見事な月夜でした・・・。

【7月5日】

 

先日から日本中を騒がせている某衆議院議員。

オラの知人〇〇氏を秘書兼運転手に雇用して『この〇〇~ッ!』と叫んだら彼の流星張り手を喰らって絶命していたことだろう・・・。

てなことはさておいて、5日はオラの店のパソコンに妙なものが侵入した可能性があったので仕事帰りのフィニッシュ君を呼んで手当してもらうことにした。

本日は山を雲が覆い、月を隠してくれる予報で、事実青森市内から山を見上げると厚い雲が掛かっておりいかにも良い雰囲気を醸し出していた。

しかし、パソコンでアメダスを見て風向きと雲の動きをみたらどうも現場の夜は雲が抜けそうだと確信。

安堵してフィニッシュ君の到着を待つことになった。

すると夕刻にJ・N氏から連絡が入り、気象予報士の嘘に騙された仲間数名が現地入りしたけど月が丸見え!とのことだった(やっぱり・・・)。

午後9時近くにフィニッシュ君が到着。

パソコンを操作してもらったがどうやら無事そう・・・。

こうなると現地の状況が気になるもの・・・急いで帰宅し、酒の準備を整えてからいそいそとJ・N氏に連絡を取ったが月と気温低下でまるで駄目で、ミヤマ♀が1匹来ただけで既に撤収したとのことだった。

次いでかなりマニアックな場所に入座したはずのインドコブラ氏にメールしたら大分経ってからやはり駄目だったと返信があり、加えてちょっとせつない状況にあることを知った。

オラも同じ境遇を体験したから気持ちはよく分かる・・・。

これは時の流れに身を任せるしかないのです。

間もなく青森は一次発生のピークを迎える。

そこで向こう何年か思い出しても楽しめる採集ができることを願う。

 

【大爆発の日】

 

有り難いことに店舗をやってるせいか(すぐ脱走するけど・・・)全国の採集情報が集まってくる。

すると大当たりの大爆発の日というものは意外なほど広範囲に渡ることが多いと気が付く。

今期の大爆発は大雨の前に新潟・福島・山形辺りで起きて、30日に爆発したのが青森と北海道である。

恐らくは30日は岩手・秋田も良かった可能性もあるが情報源が無く不明。

大爆発が二つに分かれたのは梅雨前線と台風の影響と思われる。

この辺は海の魚釣りと非常によく似ているものだ。

良い潮が流れて釣れる日は全国的に釣れるから。

ところで、昨年の6月30日の成果を覚えておられる方はいらっしゃるか?。

実は2014年~2017年まで毎年青森は6月30日に大爆発してるんです。

好天のの特異日というのがあります。

10月10日なんかがそれのはずですけど毎年晴れて天気のよい特異日なんですね。

青森の6月30日は大爆発の特異日かも知れません。

【7月4日夜霧よ今夜もありがとう】

 

濃霧になると初めから分かっていた。

けれど月は厚い雲に覆われているし湿度・気温ともに問題無く風も緩い。

で、ノコノコと山を登った訳。

こんな日は・・・そろそろと言うか・・・インド産コブラがD橋の上をウネウネとしている気がする・・・と予想してたらやっぱり居た!(ウヒャヒャ)。

黒塗りの、筋の人が愛してやまない車種、スキンヘッズの巨体にオーバーオール(オーバーオールに舌を出したブルドッグのアップリケを刺繍してたらどこからどう見ても本職やんけ!としか見えない)。

オラが県外からの旅の人なら警察に『不審人物が橋を爆破しようとしています!』と通報したくなる光景(オラも見た目の怪しさでは人後に落ちないから人のことをとやかく言えないんだが・・・)。

 

今宵はD橋が一番ガスの影響を躱せるので採れる確率はかなり高い。

次いでKポイントとTポイント、また一段下がってO橋までが出目のある場所と言えるだろう。

オラはこれらをスルーして少し標高を上げた場所に入座・・・何故か?単にそこでやりたいからだ。

準備をしてたらインドコブラ氏からメールで『ガスが低くなってきて厳しそう』とのことだったが、O橋なら充分採れるコンディションだから大丈夫!と返信しておいた。

オラの場所は気温20℃湿度80%だったが夕暮れを待たずに白いカーテンに閉ざされていった。

点灯開始から1時間経過・・・けたたましい数の蛾が襲いかかってきたけどクワガタはほぼ皆無。

ミヤマ♀が1匹だけという信じられない貧果で泪も出ない。

暫くしてインドコブラ氏から1♂1♀の飛来ありの報告、う~むやっぱりね~。

その後のオラの所はライト前に辿り着いたのがミヤマダイコク×1、ノコギリ♀×1、ミヤマ♂がガスの反射で飛んで逃げたのが1匹という有様。

ガビ~ン!市中引き回しの上獄門さらし首決定か?。

別な場所に入ってたJ・N氏からやっと少しガスが薄くなってきたとの連絡があったので期待しながら待つも、オラのところは何ら変わりなし。

また暫くしてから他のメンバーから続々と撤収しますの連絡。

それでもじっと我満の大五郎・・・と粘っていたのだがさすがに今夜はもう無理か・・・と400Wの水銀とHIDの内HIDを撤収の為消灯したらガスが薄くなっている方向を発見、30分延長!と決めた。

そこはガスが薄くなったり濃くなったりを繰り返していたが濃いままよりはよほどマシだし何より距離が一番近いからここに賭けるしかないだろう。

やがて水銀灯の前にフラフラと飛んで来た♀が・・・オオクワだった。

オオクワは連続して飛んで来るケースも多いもの、15分延長決定~!。

けどその15分を過ぎても何も来ないのでここまでだな・・・と撤収用5W蛍光灯を点灯させたらまたフラフラと水銀灯の上に飛んで来たのが居た。

落ちるか?と思ったら旋回してまた上に上がろうとしている。

ガスの反射だ!逃げられる!撤収用5Wは点灯済み、秘技飯綱落としの出番だ!落ちろ~!の念力とともに水銀灯のケーブルを引っこ抜く!。

ポスっ!という音がした。

お前は誰だ?と叫びつつ拾い上げたらやはりオオクワ♀だった。

本日ここまで!と撤収のためアースジェットで蛾をあの世に送り、ルンルン気分で帰途につく。

走り出してすぐ気が付いた・・・急激にガスが晴れて来とる・・・今頃になって・・・頭からガスではなく湯気が上がった・・・。

【異変】

 

ライトトラップに月は天敵であることは言うまでもないんだけど、満月でも絶対に採れないということはないし、半月までなら充分に採集できる自信もあった。

まして薄くとも雲に隠れて朧月にでもなろうものならチャンス到来!とその瞬間を利用して採ることもできていた。

それが今年はさっぱり駄目なのである・・・。

PM2.5も関係なさそうだしスーパームーンでもない・・・何で?。

太陽が巨大なフレアでも出している?。

このことに気が付いている人は殆どいないだろうなと悶々としてたら練馬の御大も同じ目に遭っているとのこと。

たまたまそういうタイミングに当たっている年かもしれないので様子をみてみることにしよう。

【7月3日】

 

朝からずっと雨だったので採集はお休み。

夕方から学校に行き、終礼で強くなるためにはどうしたら良いか?の説教を延々と語っていたら安倍内閣とどっちだ?というくらいに支持率を下げて帰宅した。

【7月2日】

 

1日の採集を終えて床に着き、再び目覚めたら2日の夜であった・・・。

仕方ないのでまた寝た・・・。

【7月1日ヘロヘロ】

 

30日の大爆発から帰宅してアルコールの儀式に挑んだら満足感からかいくらでも呑める!ついでにチュウ(耳の長いオラのペット)と遊んでいたら夜が明けた。

まずい!本日は学校の監督不在のためオラが午前中の練習をみる約束になっているから慌てて布団に入ったけどあっという間に7時となり目覚まし時計が鳴った。

練習場に着いたらすぐに次々と女子高生に襲われた(ここでニヤリと笑った方、退場しなさい)。

練習(相手)お願いしま~す!と来る訳だが、35℃を超える練習場で55歳には辛いものがある。

きっちり13時まで練習したら頭がボ~ッとしてきたので活を入れるため檄辛カレーを食べたら店に遅刻した。

店で睡眠不足と疲労から半ば気絶してたら伊集院氏から『出撃致します!』の連絡が入り、気が付いたらオラもハンドルを握っていた・・・。

今夜は行ってもまず無駄なんだが・・・と思いつつも右足はアクセルを踏んだままだ。

途中で右手と両足に痙攣が・・・一旦停車し、バッグの中からエアーサロンパスを取りだして全身にスプレーしたら水戸黄門にも達して山々にオラの悲鳴がこだました。

一発で目が覚め、あっというまに現場着。

気温は問題ないが頼みの雲がやはり薄く、風が強い。

どうせ駄目ならと誰も入ってない秘密のレアポイントに入ることにした。

点灯してみたが、オラの入った場所には月・風の他にも敵がいた。

乾燥である・・・湿度が上がらない・・・他のメンバーのところはそこそこの湿度に達しているのに何故オラのとこだけ乾燥するの?。

敵は一つだけなら大体は躱せる、二つまでは何とかなる時はなんとかなる。

が、三つとなるとほぼお手上げである。

結果はメチャ小さいコクワ♂×1、メチャ小さいアカアシ♀×1、以上!で玉砕。

これは他のメンバーも全員討ち取られただろうな・・・と思っていたらやはり全員獄門さらし首になっていた。

【6月30日大爆発】

 

気温・湿度申し分なし、風が少し強いが夜半に納まりそうな気配。

ただ、月が正面の上にど~んと出てるのが邪魔だが西の空から雲が少しずつ集まってきてるのでその動きに期待して7時40分に点灯。

スタートで20℃。

西の空から沸きだしてきた雲がオラの場所の前で月を避けるかのように左右に分かれて行くのは何故だ?誰か呪いを掛けてる?。

8時半、蛾も集まって来てるしミヤマも月に吸い取られながらも飽きない程度に飛来してる。

風がやや強いので妙な場所に落ちるから微調整していく。

8時50分頃?待望のオオクワ♂が飛来するが変な風が吹き、ライトの上で1回大きく旋回したと思ったら一直線に月に吸い取られた♨。

あっという間の出来事だったので秘技呼び戻しを出す間もなく・・・おしっこ漏らすかと思った・・・。

転機は9時40分過ぎ、月が大分傾いたらやっと雲に隠れてくれた。

その時気温が上がり気圧が下がったのを感じた。

突然・・・である。

飛来数が減少していた普通種も一気に降り注いできた。

いつの間にか風もなくなっており、一度18℃を切った気温もまた20℃近くまで上がっている、間違い無く奴らが来る!と思ったら団体でやって来た。

1♂4♀。

普通種も多分70頭は超えている、これで愛知の学校の納品も何とかなりそう。

良い日になった。

【6月29日再び脱走】

 

石の上にも二日目・・・もう止まらない。

前日のスポラートに違う球を入れて再び脱走。

天候は前日とほぼ同じ流れ・・・。

7時40分に点灯するも気温16℃、昨夜より1℃高いじゃん♪とほくそ笑むがすぐに前日より低下する。

ゴールデンタイム時には既に13℃を切り、蛾も昨夜より少ないながらミヤマは20頭を超えた。

うん!これだ、このセッティングが良さそうだ。

あとは微調整でOKだと思った。

帰宅途中でコウモリを車の屋根で1匹撃墜した・・・(アーメン)。

【6月28日脱走開始!】

 

チョコボール君も主婦トラッパーS女史も♂を捕らえた。

堪忍袋の緒が切れて(つまり我満出来なくなって)ついに店を脱走することに・・・。

まずは新調したスポラートのセッティングを出さなければならぬ。

期待していた700W水銀の球を入れる・・・あれっ?入らない・・・。

車庫に積んでいた間にスポラートが縮んだか?球が腫れたのか?(んなわきゃないがな)購入時に確か入ったはずなのに・・・。

どうも酔っぱらって1,000WHIDを入れて入ったと勘違いしていた模様。

入った!とフィニッシュ君に報告していたので訂正とバッタのションベンほどのお詫びをした。

これでこのスポラートを購入した一番の組み合わせの選択が見事に消えた訳だが、ここでめげてられないのが貧乏人の辛いところである。

何しろ愛知の中学校に納める標本用のクワガタを採らなければならぬのだが今年は納期が短い上にずっとそれまで月齢が悪いから急がねばならぬのだ。

取り敢えず本日は400WHIDを入れてテストしてみよう。

現場着・・・亀ちゃんもチョコボール君も来ててそれぞれ思い思いの場所に入った模様。

雲が抜けているので月と気温との勝負になる。

日中は暖かいが7時に陽が傾いてくるって~とストンと案の定気温が落ちる。

スタート時・・・15℃・・・ムハハハ・・・やるしかねェべ。

蛾は来たがクワガタはミヤマが10匹ちょいか?他の甲虫はゾウムシ以外ほぼゼロであった。

オラの場所は気温が落ちやすい場所だが、亀ちゃんの場所は温度が下がりにくい場所なのでまだ目はある。

電話して9時30分くらいで月が隠れるから10時ちょい過ぎまで気を抜くなと伝えていたのだが、やはりそこから本命♂の飛来があったとのこと。

彼は昨年♂を採ってなかったので嬉しそうだった。

で、肝心のセッティングだが・・・気に入らない・・・。

虫の集客力もアカンし、コントロールが利かない。

今日の場所に合ってないのは明白なので変えなければならないと判断。

ということで初日轟沈!。

【祝!今期青森県オオクワ第一号】

 

昨夜青森県某所にて今期青森県第一号(と思われる)のオオクワが採集されました。

ピカピカの中歯♂だったそうです。

採集者はリボルバー改め、チョコボール君。

前夜及び前々週の轟沈何のそので今期三度目のライトトラップによりゲット。

同時に今期まだ姿を見せてなかったミヤマも小歯~大歯♂♀半々くらいの割合で飛んで来たとのこと(最大60UP)。

これに至るまでに飛んで来た甲虫はコクワはおろかミヤマダイコクがたった1匹という状況で突然のこの結果・・・やはり青森は読み難いところがありますねェ。

では全国的にはどうなのか?勿論入ってこない情報もありますけど、耳にした限りでは新潟10匹以下、群馬1匹、山形・福島・秋田・岩手・北海道ほぼゼロのようであります。

どこも今年は低温との戦いになっているみたいですね。

これこれ、そこの虫歯治療が中断して前歯が段違い平行棒になってるそこのキミ!まったりと焼き肉喰ってる場合じゃないぞよ!。

・・・と言うことでオラもボチボチ店から脱走する季節になりました。

近所の小学生の間ではいつ開いているか分からない不思議な店と認知されているようです(苦笑)。

先日も下校の小学生が店の前に来て『あれ~?ここ今日やってるよ!覗いていく?』、『いや、予定通りまず遊びに行って帰りに来ようよ』という会話がなされてましたが、子供らが遊び終わる前に容赦なくきっちりとシャッター閉めました!(だってメールチェックに来ただけの定休日だったんだも~ん)。

開幕!2017年青森県ライトトラップ

 

キツネ眼の男と呼ばれるフィニッシュ君がこの上ない笑顔で店に来た。

苦節数年、まともな職業に就いたたまものでついにライトトラップの最後の機材である発電機を手に入れたのだ。

これから県内某所に日昆メンバーを召集してライトラップをするとのこと。

(開幕なのにフィニッシュ君とはこれ如何に・・・?)

どこに屋台出すのや?と聞いたらこれがまた遠い場所。

うん?時計を見たら、そこに行くならもう出発しなければならない時間だというのに彼はいつも通りまったりとしている。

やがて参加メンバーのチョコボール君が来ても大人買いしたケーブルの切断と山分け作業などして一向に旅立つ気配が無い。

行くなら早く行って来い!と背中を押し、チョコボール君にフィニッシュ君の運転じゃ現場着が7時半くらいになるからあんたが運転したら?と釘を刺しておいた。

さてオラは・・・これから卓球部の監督・コーチ陣による高校総体の反省会と慰労を兼ねた飲み会だ。

実に久々の寿司屋だス!スーパーマエダの寿司じゃない。

店仕舞いする前にパソコンで県内の今夜の気象状況を見たら雨雲が近づいて来ていた!(現場着前にフィニッシュ君!ってか?)静かにパソコンの電源を落とした。

寿司屋で職人が握る寿司を堪能し、持ち込みにした何故かオラの店に集まってくる極上の日本酒を愛で・・・やがて解散。

10時半・・・帰宅とともに両名の携帯を呼ぶも繋がらない・・・ってことは奴らはまだ現場付近に居る・・・ってことは待てないからもう寝よう!と布団に入りウトウトしてたら夜中の12時くらいにチョコボール君から返信。

今どこ?『×××辺りまで来ました』雨降ってない?『ジャバジャバ降ってます!』

何か来たの?『何~にも飛んで来ませんでした』そうであろうな・・・見事に玉砕したようである。

行く前から結果など見えていた訳だが、採れようが採れまいが彼らには関係ないのだ。

機材を手に入れて結果よりもとにかく現場で初点灯したい!という気持ちは抑えられない・・・その気持ち・・・オラもむず痒いほど良く分か~る!♨。

しかし、チョコボール君からの報告によると現場のすぐそばで青森県の山に詳しく著作も多数で有名な根〇氏がテントで野営しており沢山の話しを聞けたようであった。

氏はかなり泥酔してたらしいがフィニッシュ君を見るなり『キミはキツネに似てるねェ~』とおっしゃったとか・・・うひゃひゃ、さすがです!。