店主のひとりごと ~2012年度~
なんか色々とおバカなことを書きたくなって
『店主挨拶』のタイトルを改めました。
虫に関係あることもない事も頭に浮かんだよしなし事を書き連ねてみます。

【チュウは間もなく2歳になるよ】
一昨年の6月9日に山で出会った野生の赤ん坊チュウがもうすぐ2歳になる。
親が天敵に襲われて死んだと思われたので保護していたんだが、成長するにつれて野生が目覚めて凶暴化し、飼育部屋の中で大暴れして自爆の結果左足の中指を骨折したので自然界にも戻せず、生涯を飼いきることにした(放せば間違い無くすぐ死んでしまう)。
だが、コイツはその品種改良種と違って頭の中が脳味噌タランチュラで、名前を呼ぶと逃げるか無視だ・・・。
トイレの掃除をしようとするとするだけで毎度大げんかになって両手パンチと噛みつき攻撃の応酬になってしまう・・・。 一度暴れ出したら壁に激突して鼻血を出してもその突進は止まらない・・・まるでイノシシでも飼っているのか?と頭の中がクラクラするほどだ。
赤ちゃんの頃は必要もないのにオラの趣味でお風呂にも入れていたが(無理矢理・・・)今はもう絶対に無理だ、やったら『ランボー怒りの逆襲!』が始まっちまう・・・。
以前はこいつと草原をお散歩することを密かに夢見ていたが、とうに諦めた・・・。
先日ついに、有り余るそのオバカパワーでケージを破壊したので、針金その他でケージを強力補強修理したらまるで『強制収容所』みたいになっちった・・・。
こいつがオラに頭を撫でさせてくれるのは大好物の餌を口に入れて咀嚼しているほんの数秒だけ(この場合は頭だけで、他は触らせないしタイミングを間違うと噛みつく)という世紀の大発見を果たしたのだが、それ以外は50センチほどに間合いを詰めると逃げるんだ・・・。
・・・とこう書くと持て余しているようだけど、実は溺愛してるんだな、これが・・・。
こいつが大人しく目を閉じてオラの胸に抱かれる時はこいつが死んだ時・・・それを考えながら酒でも呑んでいるといつの間にか目から汗が・・・。
【3年振りにアレが出現するでヨ】
今、蛹であります。
こいつを見ると、おおっ!あれから3年経ったんだのう・・・と感慨に浸ることのできる虫。
採卵が上手くいかんかったでの、出せる数は少ねェだぞ!。 人によっては(某虫歯青年のところでは)オリンピックの年にしか成虫を拝めん!ちゅ~くらいの代物だど!(ん?某を付けてる意味ないな・・・まあよかろう・・・)。
こいつが好きで、鼻の利く人ァ見逃すでねェだぞ!多分あっという間だかんね!。
羽化不全したら・・・大五郎3年又じっと待つのだぞ・・・その時はごめんなさいでしゅ~!。
【山菜シーズンイン!】
先日1日2カ所に卓球指導に行き丸1日卓球してたら夜中に痙攣を起こした・・・。
歳だのう・・・。
豪雪で遅れていた山菜がやっと採れだした。
近所のマル秘ポイントを覗いたら先週影も形も見えなかったコゴミがドッと出ていたので今日N先輩と初収穫してきた。
ここのコゴミは極太なので堪らん!。
ここから暫くは酒のツマミに事欠かない訳だ。 早速、今宵はアルコールの儀式に挑むのだ(毎日だけどね)。
【マーク・トウェイン】
マーク・トウェインは幼少の頃から冒険好きで何度も死にかけたらしいが、殊にハドソン川から半溺死体で引き上げられた際に母親はこう言ったそうだ。
『縛り首にされる為に産まれてきたのだから水の中では死にっこありませんよ』と・・。
同じ事を虫歯青年にも期待するのではあるが・・・ところでこのトウェインの話は彼の『またちょっと面白い話し』という短編集に確か収められていたと記憶してるんだが、先日大分昔に買って読んでなかった本があって開いてみたら阿◯◯二のインタビュー記事が載っていて、そこに自分の体験談としてトウェインの短編を盗用しているのを見つけてしまった。
名のある作家が大作家の作品を盗用・・・昔の作家だから今拝借してもバレない・・・とでも思っているのかね。
今も読まれているから大作家だろうに・・・。
【クワガタは飛んで行く】
オラの店を開店したときのこと、開店と同時にニットのシャッポ(帽子のこと)を被ったキツネ目の少年がなだれ込んできた。
無口なクワガタ少年と六口(口が六つある)なオラとの初対面であった。 店内の陳列品の中でギラファのダイスケとケイスケに執着していたその少年に何を捜しているのか尋ねたらボソッと『オキピタリスのWDありますか?』と言った。 虫を弄るその指先を見てオラは確信した『この子は筋金入りのマニアだ!』。
結局その日その少年は閉店まで居てずっとクワガタ談義をしていた。
異様な程のクワガタ知識とクワガタに関する地理にだけ突出した学業成績から『歩くクワガタ棲息図鑑』とオラだけが呼んでいた。
好きなものには異様な執着を示し、関心の無いことに対しては急に三歳児になるオタクの王道を行くこの男・・・こいつこそ将来のクワガタ業界に貢献できるアウトサイダーかも知れん!・・・と本気で思ったものだ。
まともな社会人にはなれそうもない(社会人ってまともか?)魅力的な少年だった。
約束の時間は守らない、迷惑かけても謝らない、いずれ自分に悲惨な目に遭わせると知りつつも虫歯の治療に行かない、傲岸不遜?違うな・・・天上天下唯我独尊?う~ん違うな・・・。
得体の知れない魅力があったのは確かだ。
楽しみを先取りし過ぎたせいで大学受験に失敗し、その後就職試験にも失敗したのでオラはここぞとばかりにお前『オラ東京さ行くだ!』してこい!と気合いを入れたが実家を離れなかった。
その後この少年は立派に星人・・・じゃなかった、成人してついに就職までしてしまい、『洗濯屋ケンちゃん』ならぬ『洗濯屋○◯ーちゃん』というクリーニング屋の営業になっていたのだった(団地に営業には行くなよ)。
お前・・・小さくなったな・・・ん? 小さくなった?・・・。 クワガタは生息環境が悪化すると小型化する代わりに飛翔能力を得て新天地を求めて飛んで行くと言う・・・そうか、そうだったのか・・・。 よし!まず彼◯を山に捨ててこい!実家を離れてクワガタよ遠い所へ飛んで行け!。
オラが悪魔の囁きで元のまともじゃ無い人間に戻してやるから!。
と言うわけでこの虫歯青年が簡易冷温庫の制作者だった為に現在受注制作が出来ません。
これを不満に思う方は青年を『まともな社会人の座』から引きずり下ろすことに協力下さいまし。
青森県はですね、海産物と農産物以外には輸出出来るものが少ないんであります。
我ら凡人は側に変な奴が居たら外に出してあげるべきだと思います。 それが棟方志功であり太宰治だと思うんですけどね・・・。
【ピンポンと野球】
『郵便配達人は2度ベルを鳴らす』・・・ではなく、昨日オラの携帯が鳴った。お相手は店のお客様であるJ氏だった。 J氏は公立高校の先生で、専門は教科が現国で部活は野球だった(はず)。 それが今春、異動となり赴任先で経験の無い卓球部の顧問になってしまったという内容だった。
機会があったら練習方法他アドバイスして欲しいとのことだった。 実はオラ、昨年暮れから再びラケットを握り市内の小中学生の練習相手をしたり指導を復活させていたんだな。
請われたならどこへでも喜んで行きますよ!何しろ頭の先から尻尾の先まで卓球好きですからね~。
しかし、J氏の赴任先の卓球部の選手達は運がいい!。 何故かと言うと新しい顧問の先生が野球が専門の方だったからだ。
卓球と野球は以て異なる競技と思われるかも知れないが実は共通項が非常に多い・・・と言うよりは野球は全ての球技の本質を内包しているというのがかねがねオラの持論だったからだ。 優れた野球部の顧問は優れた卓球部の顧問にもなり得る!・・・と思う。
あとは顧問の先生と選手の情熱のベクトルがどこら辺の高みで交差するかでしょう。
常々野球専門の方が卓球を指導したらどうなるか?ということを想像していたので、J氏には申し訳無いのですが興味津々という訳です。 卓球と野球の相違点や基本的な練習メニューの組み方などはオラが説明すれば多分J氏はすぐに理解できると思う。
オラが期待するのは卓球だけしかやったことがない者が想像もつかなかった野球からのインスピレーションによる新しい卓球である。
情熱のあるド素人が新しい風を起こすことは卓球界でもかつてあった・・・。
『王子サーブ』なんてのがまさしくそれだ。 J氏には大胆に臨んでもらいたい。
オラがJ氏の学校に行ったらそこの選手に真っ先に言ってあげたいこと・・・。
それは最高の顧問にあなた方は恵まれましたよ!と言ってあげることです。 今も昔もあまり変わらないんですが、特に最近は選手だけじゃなくてその親までもが専門の顧問じゃないというだけでバカにしたり言うことを聞かない風潮が顕著だと思います。
それだけではなく、顧問の先生がその競技の専門だったとしても競技者として弱かったり(具体的には選手と試合をして勝てない等)指導者としての実績が無いと値踏みするということですね。
そんなの、じぇ~んじぇん関係ないかんね!と言ってあげたい。 名選手=名監督とは限らない!というのは本当のことです。 事実全日本で活躍していながら、名門校の顧問に就任後低迷を続けている人も知ってます。
要はその指導者が経験者であるかないかに関わらず、年間何時間練習場に立って頭を捻っているかだと思うんですよね。
J氏の練習場に行くのが今から楽しみです。
陰ながら応援しております。
【ピーマン逆転サヨナラ満塁ホームランでサクラ咲く!】
当店の弄られ系マスコットであるピーマン君が高校のお受験に臨んだ・・・。
年末も全く勉強している素振りもなく、相変わらずでかい頭と手足で、プヨプヨのお腹を踊らせながらビークワ買いにきたので内心『終わったな・・・』と思っていた。
この土日で姿を現さなかったら、玉砕!で決定だと思ったら何食わぬ顔で来店した。
『ど~なったんずや?(どうなったの?)』。
『えっ?受かりましたよ』。
『お~!本当にな?(本当かよ?)』。
『落ちる訳ないじゃないですか!勉強したんですから!』(嘘つけ!)。
『その額の赤い沢山のブツブツは何だね?』。
『受験のストレスでニキビが・・・』。
『何点取ったんずや?』。
『×◯×点れす』(ふひょ~!あっ危ねェ~!)。
『まあ、とにかく良かったおめでとう!』。
ピーちゃんは落ちて私立高校進学なら親から3年間の新聞配達を命ぜられていたので、これで毎朝早起きせずに済んだ訳だ(起きれる訳ないけど・・・)。
しかし、受験科目である◯語の点数が◯×点でよく受かったもんだ・・・(とても書けない・・・)。 ニッポンの未来は・・・ウオゥオウ!ウオゥオウ!・・・。
とにもかくにも、これで又1~2年は虫を弄って遊べる訳だ、良かったね!。
【前回の続き】
昨日の記事でアメリカの学校の野球部には体罰は無かったと言った元プロ野球選手の談話を載せたが、ごく一部しか見てないんじゃないか?と疑問に思い『何校視察したんだろう?』と書いたんだけど今朝の新聞にアメリカでは体罰を容認している州があると出ていた。
やっぱりね・・・イギリスなんかはもっと多いんじゃないかな?・・・。
体罰やパワハラ等の諸問題の解決はかなり複雑で難しいと思うけれど、一方で子供の側の問題である『いじめ』等もこれまた大変でしょう。
体罰等は一切禁止!となると先生の言うことなど全く聞かずに自由奔放に振る舞うバカタレも必ず出てくる訳で・・・。
公立中学校の先生は本当に大変だろうな~。
オラの県の学校でもここ数年の内に表沙汰になった不祥事があるけれど、あまり指摘されることのない要因のひとつに強豪校の部員の人数も落とし穴だとオラは思っている。
一つの部で部員が100人もいる所があるということだ。
指導側のスタッフが何人いるか分からないけど5人くらいのスタッフだったら100人もの人数は問題が起きないように管理しようとしても、どうしても隙ができてしまうと思うんだけど・・・。
そんなに選手を集めてどうすんの?思うんだけど、現実に私立なんかでは他校に行かれて強くなる可能性のある奴は全部採って飼い殺しにしちまえ!と実行していた実例も見た。
指導者側の目の届かない環境が危ないと思うんだけど・・・。
【柔道界を取り巻く問題】
相撲界が大変なことになった記憶がまだ消えない内から今度は柔道界が大変なことに・・・。
内◯氏の一件は論外なんだけれど、そもそもこの人物は現役時代から抜群の運動能力とセンスの持ち主でありながら『練習嫌い』で有名な方であったはず・・・。
大会で勝たせるよりもちゃんと練習させる方が大変・・・と聞いたことがある。
それが事実かどうかは分からないけれど指導者の資質として重要な部分が欠けていたのだろう。
続いて体罰の問題が出てきた。
学校の体罰問題から続いて女子柔道界に至り、それがオリンピックの招聘にも支障をきたすとか二の次以下の問題とも思える見出しがマスコミ各紙の紙上を賑わせている。
足りないオラの頭で考えるに、要は古い慣習(変えられない現場、隠蔽する現場)と世論とのギャップがまだまだ埋まってないということなのだろうか。
色んな言葉がマスコミ上に踊っているけれど、???・・・と疑問に思うのが女子柔道に関しては『女子選手を男性が指導しているのが問題だ、女性の指導者を育成すべき』という論調が何社かにみられたことです。
これらの記事を見るにその問題としているところは・・。
➀女子の気持ちや体調は男性には理解し難く、女性の方が分かる。
②女子監督の座は現役を終えた男子選手の就職の場(学閥が非常に関わる)。
③競技の性質上体を密着せざるを得ないところも問題。
と大きなところでは主にこの三点だが、男性が監督をした場合のメリットとしては現役を引退しているとは言え体力で女子選手を上回っているので体格や筋力に勝る外国勢に対抗するのに有利だからと説明されている。
オラも少しだけ整理して考えてみたが、やはり女性の指導者を育てたからといって解決できる問題ではないように思う。
その理由の最たるものは女は女に対して男よりも厳しいことが往々にしてあるということだ。
事実、ある競技のインターハイの練習会場で選手の襟首を掴んで振り回し、平手でビンタしたり拳固で小突いたり、蹴りを入れたり怒鳴ったり(かなりヒステリックに・・・)してたのはほぼ全員女性監督だったからで、オラはこの目でそれを目撃した。
本戦で選手よりもデカイ声で応援してたのもそれらの女性監督だったから誰よりも勝ちたかったのだろうが、それで自殺者も出てくるならやはりYESとは言えない。
結果を求めないなら女性の指導者を作ることは簡単だろうが、世界で戦える強化を実戦できる女性指導者の育成というのは女子柔道という競技においては一朝一夕には出来ないと思われる。
まず、女性指導者を育成するためのカリキュラムが無いだろうし、女性であるが故に結婚、出産、子育てや、勤務先と家庭及びその距離など様々な問題が出てくるからだ。
・・・とここまで考えたら現実的には男性指導者を選手時代の実績があるからというだけで指導の現場に立たせるのではなく『指導者になるための教育』を考えたほうが早い効果を得られやすいとも言えると考えてしまう。
けれど一番大事なのは『臭い匂いは元から絶たなければ駄目!』というトイレ消臭剤の原則に基づき、協会や各団体のトップのところからメスを入れなければ何も変わらないんだろうな・・・。
橋本市長が事件の起きた学校の体育科の入試を取りやめる、そこまでしないと問題の根本的解決は出来ない!と発表したら受験生及び世論やマスコミが『いきなりやり過ぎだ』と騒ぎ、その後に同校の他の部活動でも体罰があったと発覚したら反発の声が急にトーンダウンしたような気がする。
いずれも根が深く複雑だ。
ただ、一連の事件報道に対して有識者や有名人の方などが『体罰は絶対に駄目』とか『アメリカの学校の野球には体罰がないのにメジャーリーガーを育成できている』という意見が多数寄せられているものの、具体的にこうすれば解決に向かうといった意見はこれまで繰り返されてきたありきたりな言葉を除くと進歩的な意見が見当たらないし、アメリカの学校は何校くらい視察したのですか?という素朴な疑問も沸いてくる・・・。
そもそも公立の学校は小、中、高校とスポーツに関しては専門の職員が採用試験に合格でき難くなっているからどんどん居なくなっており、国自体がスポーツの強化には見限っているようにしかオラには思えないんですがね・・・。
オラの店には学校の先生をしておられるお客様も何人か居られるんですが、多分対策会議とかその為の資料作成とかで大変だろうな・・・お察し致します、頑張って下さい。
【日本の天才達】
最近店が暇だからユーチューブの動画から面白そうなのを探して楽しんでいたところ三橋貴明という人物の動画を見て嵌まった。
中国だけでなく韓国との関係もギクシャクしてきていて、オラだけでなく多くの人がもしも戦争になったら・・・と不安を覚えた方も少なくないと思う。
しかし、この方は動画でもしも韓国と戦争になったら?と振られたら即答で『あ~それは相手になりません、日本が圧勝します、韓国軍は開戦から数時間しか保たないでしょう』と回答しその根拠を単純明快に答えていた。
また経済面において韓国に逆転された点について『日本が韓国に輸出しているコレコレを止めれば現代もサムスンの工場もすぐ止まるから潰せる、向こうの大統領が竹島に安全保障を無視して上陸したのだから国際法上これを理由にできるのだからやった方がいい、そうすれば停滞している家電業界も自動車産業も復活するから』と語っていた。
この説をすぐ実行すべきだと言うつもりは全く無く、ただ日本にはこんなカードが残されていたのか・・・という安堵感と、知らなかった頭がいい日本人がまだまだいるんだなと嬉しくなったという次第。
そこで店に遊びに来た同級生であるW君に三橋氏の動画を話したら『三橋氏は知っているがもっと凄い人達がいるぜ』と教えてくれたのが動画で配信されている『博士も知らないニッポンのウラ』であった。
因みにW君からは三橋氏は元々税理士だったが食えないので経済評論家に転身したのだと言う・・・えっ?税理士って資格とるのに難しいのにメシ食えない職業になってたの?。
オラ本当に何も知らない愚民なんだな・・・。
さて、翌日から博士の・・・を見てみた。
水道橋博士が司会で宮崎哲弥氏がレギュラーで進むこのトーク番組は地上波では絶対放送できないような内容まで暴露してしまう。
宮崎哲弥氏はテレビのコメンテーターとして出演しているのを見て知っていたけれど、これほどの知識人だったとは知らなかった。
歴史も政治経済も教育も宗教も全て網羅してるか?と言うところで実は本当の専門はアニメとかのオタク文化だというから空いた口が塞がらない。
この人は毎日新書を7冊以上読んでいると水道橋博士が明かしたら視聴者から『嘘でしょ?』と質問が来たのでゲラ擂り原稿のチェックをお願いした時の宮崎氏の読むスピードを再現してみせていた(これが異常に早い!)。
博士が『速読ですよ』と言うと宮崎氏は『速読じゃない!俺はちゃんと読んでいる!ただ読むのが早いだけだ!』と言い『それを速読というんだよ!
』と博士が返すと『本当の速読というのは違うんだ!俺は全部読んでいるんだ、ただ???と思ったところを遡って読み直すことはしないでバ~って読んでいくだけだ』とおっしゃる・・・。
この番組・・・『暗黒呼び屋』とか怪しい人物も登場するがどれもが面白い。
二宮清順氏が登場の際はあまりに内容がやばくなりすぎて終わりに宮崎氏が『やばいよコレ!俺帰る!』となって『流れ解散!』と叫んで終わっている。
さて天才である・・・。
宮台真司氏が登場である。
水道橋博士によればこの宮台氏と宮崎氏が同じ番組に出演すると他のコメンテーターが何も話せなくなって二人だけで激論して終わってしまうのだそうで・・・。
宮台氏は自身が大学で教えている偏差値70台の学生のなかに『バカが増えている』のだそうでして・・・。
宮崎氏と宮台氏の会話にはやはりついて行けず、何を言っているのか良くは理解出来ないのだが、何を言わんとしているかは分かった。
しかし、苫米地英人氏が登場するに当たっては全く何を言っているのか分からなかった。
芸能界のインテリで鳴る水道橋博士ですら『すみません、何を言っているのか全く分かりません』と言い、都度都度宮崎氏が解説していた。
水道橋博士ですら会話について行けないのである、これらの人から見ればオラはただのカブトムシに過ぎないことはよく分かった・・・。
これらの方々が集う会話でオラでもよく分かり面白かったのは天才が性を語るくだりである。
そして、輪廻も転生もなく神が存在しないことは数学で既に証明されていること。
しかしながらこれら天才3人が揃ってブッダの世界観が好きと言っていること。
無人島に一冊だけ本を持って行くとしたら何の本を持っていくか?の問いに宮崎、宮台両氏は文語の旧約聖書でそれも集英社版がいい、苫米地氏だけが書きかけの自分の本と語っていた。
そう言えば小説家の故開高健氏も文語の旧約聖書と言ってましたね・・(和文脈と欧文脈の完全なる融合だと言ってたように覚えている)。
これらの天才に近い優秀な人物はまだまだ日本には沢山いるらしいのだが、惜しむらくはそれらの優秀な人物の多くが『自分と金』に向かっていることが今の日本を停滞させている要因の一つらしい・・・。
宮台氏はテレビは見ちゃ駄目だと言ってたが、実はオラの家には見れるテレビが一台も無い。
地デジ以降の際に何も対応しないままになっているからだ。
情報は新聞とパソコンで得ている。
カブトムシは本能で察知しているのか?オラの頭の中は空っぽだが髪の毛の中に触角が生えてきてるかも知れないね。
実に面白い番組なので興味の有る方は見てみて下さい。
【山のお宝・泥んこ遊び・・・そして大きなモリモリ・・・】
山の峰峰を雪が覆い肌で冬の到来を感じるようになった。 雪囲いはまだやってない、そろそろ支度しなければ・・・。 先日満を持して山オヤジ2名にて恒例の泥んこ遊びに山に向かった。 そう、待ちに待ったお楽しみの『自然薯堀り』である。 予め付けておいた目印の中から大きそうなのだけを掘ることにして怒濤の如くスコップを振り回していく。慣れとは凄いもので、今年は小1時間で予定数の6本を掘り上げた!。 寒風の中汗が噴き出してくるほどの重労働ではあるが、その味を知る二人にとっては関係無い。 いい歳をした山オヤジがキャーキャー言いながらイモを掘り続けるのである。
収穫を半分に分けて、満足して下山。
実は今年、家の家庭菜園に自然薯を品種改良した『短角』という山イモも植えていた。以前にも植えて食べたことがあるが、長いも以上自然薯以下という評価をしていたのだが、果たしてそれは正しいか?何しろヘビースモーカーであるため自分の味覚と臭覚に自信が無かったのでそれらが異様に鋭い師匠に食べ比べてもらうことにした。
結果は・・・『全然違うべな!』だった。 師曰く、『何より粘りが違う!風味も味も自然薯が圧倒的に上だべ』との評価だった。『長いもよりゃあ旨えけどな』とも言っていた。
ふむふむ、やはりそうか、そうであるか・・・。
自然薯はトロロ汁にして三日間オラの晩飯の卓を飾った。いたずらをして納豆を混ぜてみたり、卵を入れたりと楽しんだが、やはりストレートが一番純粋な味を楽しめる、コレなんだよな・・・って感じだ。
ところで・・・自然薯を食べるとその食べたんだという実感が別な所でも分かるんである・・・。
何事か?というと、これを食べた翌日からトイレに行くと『オラこんなに沢山食べてねえぞ!』というくらいの大量の『モリモリ(ウンチ)』が出てくるんである!。 それは驚く程の量である。
昨年も一昨年も、アレ?・・・多いな?・・・とは思っていたが深くは考えてなかった。これは腹の中で自然薯が水分を吸収して膨らんだものか?それともその繊維質でもって『宿便』が排出されたものか?。 この点を師が訪れた際に厳かに検討してみたが、宿便であろうとの結論に達した。何しろ三日間食べ続けた訳だから、三日間気持ちいいほど出続けた(笑)。何か腹の中がスッキリした感じがある。
通じが悪い女性には自然薯を食べさせてみたまえ!お前はギャル曽根か?というほどのデカイモリモリをすることだろう・・・。
【青森県産ギネス(多分・・・)ミヤマ標本展示中】
八戸市のY君に依頼していた標本作製がある程度仕上がったと言うことで納品を受けました。この中に燦然と輝きながら存在感を漂わせているのが今年青森市のT氏が採集した青森県産ミヤマのギネス(多分・・・)と思われる74㎜UPの基本形です。
これを見た時はド頭を金属バットでぶん殴られたような衝撃を受けましたが、これが居ると言うことはこれ以上の個体も必ず居る!ということであり、県民の採集家達に新たな夢と課題を提示頂いたことにもなります。 更にですが、これらのミヤマの内2頭は体色が結構赤いだけでなく、足が若干黄色みを帯びております。
Y氏が今年採集したミヤマ♂の中で前足の腿節黄紋が完全消失した個体も出ました。
う~ん!ミヤマってやっぱりコレクション性が高いなあ~。 来年のミヤマ採集は熱くなりそうだの~。早く冬を通り越して春にならんかの~。
標本箱は男の玉手箱であります!。
いつの日か年老いて足腰も立たなくなった頃、夜な夜な標本箱を眺めながら各個体を採集したシーンを思い出しつつ想いは山野を駆け巡るんでありましょうね・・・。
上記ミヤマの標本を店内に展示しておりますので見たい方は遠慮無く申し出下さい、エゾ型ミヤマの青森県ギネス(多分・・・)もありますよ。
【ライバルにやられた!】
一昨年から何故か冬になると朝食にパンを食べる習慣になった。
パンときたら、ジャムである。
八戸のY君と一緒に採集に行った際に、彼がジャムにするのだと山ブドウを採りながら『産直で買うと高いですからね』と言っていたのを思い出しオラも作ろうと山に向かった。
オラの秘密の場所では杉の木に纏わり付いていてたわわに実った山ブドウが、その杉の木自体が何故か根元から傾いて梯子なぞ使わなくてもスーパーのビニール袋で3~4つほど採り放題の場所があった。
数年前までその場所をライバルを制してオラが3年程連続して収穫していたので、ライバルも諦めて来なくなった・・・と思い込んでいた場所だった・・・。
あそこに行けば簡単に一気に採れると勇んで出かけたのだが、現場に着いたら一粒も残ってなかった・・・。 『やられた!』・・・。
しかし、ポイントはそこだけじゃないので周辺であちこちから集めて何とか二袋分くらいだけは確保した。
山ブドウのジュースは市販されているが800CCくらいのビンで1,700円くらいする。今回は自家消費分の他に親戚にも多少配りたいから出来上がりで2リットルほどのジャムを作りたい。
煮詰めて減る分を考慮すると市販ジュースを利用して作ると原材料費で4~5千円掛かってしまう、高級ジャムだな・・・。
来年はもっと早く行って、まだ見たことのないライバルを泣かせてやる!と心に決めた。
昨日も山に食材を採りに行った。
狙いは前回山に行った際に顔を出し始めたムキタケというキノコだ。
そろそろ食べ頃になったはず・・・てんで又勇んで出かけたんだが、ここもライバルにやられていた!。
削り取られた跡を見ると、当日の早朝にやられたみたいで、鮮やかな取り口からベテランさんだと思われた。
タッチの差で・・・チクショ~!(チャラリ~鼻から牛乳~♪)。
やっぱり山のお宝は自分だけが知っているとは思わない方がいいと言うことだね。
次は自然薯堀りの季節なんだが、ここだけはまだライバルが現れたことがない!・・・とは思わない方がいいんだろうな。
目立たないように密かに堀りに行くことにしよう。 自然薯のトロロ汁はですね、絶品ですぜ!。
【ファーブル3分クッキング②】
昨年殆ど収穫が無く、今年もなかなか採れずに終わるのか・・・と半ば諦めかけていたサモダシ(ナラタケ)が先週ドッカン!と生えてきた。
早速佃煮にしたり味噌汁に入れたり肉味噌炒めにしたり・・・これだよ!これが喰いたかったんだ!。
サモダシと共に山で採った栗をご近所さん等にお裾分けしてたらお返しに何故か大根ばかり大量に集まってきた。
先週はサモダシばかりを食べ、今は大根ばっかり食べている・・・。
N先輩にも栗を進呈したお返しが大根だった。
そのN先輩の家のキノコ料理を教わって食べたら中々の味だったので紹介したい。
最初にこの料理の名称なんだが『聞いてないから知らない』んだなこれが・・・。
『材料』
キノコ適量(ヌメヌメ系のキノコなら何でも合うと思う)今回はラクヨウとイクジ混合で使用。
キュウリ1本。
ナス1本。
ミョウガ3~4本。
味付けは醤油、酒、めんつゆなどの濃縮だし汁少しを好みで混合。
キノコは塩で虫出しして軽く湯がいておく。
そこに上記材料もキノコもさいの目状に細かく切って調味料を掛けて混ぜるだけ。
仕上げにアラメ昆布だっけ?粉状になったコンブを振りかけるだけという簡単料理なんだけど酒のつまみにご飯のお供にもいいですよ。
お試しあれ。
【普通少女特攻隊】
今日の午前中のことです。
前日店内を散らかし放題にしたまま帰宅したので店に出て片付けしたりちょっと仕事をしてました。
ある程度出来たので自宅に帰って成虫の餌交換を始めようと車に乗り信号待ちしておりました。
信号が青になったのでアクセル踏んだら左からチャリに乗った若い女の子が赤信号を無視してそのまま交差点に進入してきたんです!。 オラはびっくりして急ブレーキを踏んだんですがそのまま進んだら左のウインカーから助手席ドア辺りにぶつかるタイミングでした。
ところがその娘、何事もないようにオラの車の前を通過していくじゃあ~りませんか!。
丁度車の運転席側の窓を開けていたのでオラはその娘に(信号)『赤だべやっ!このバカタレめがっ!』と大声で叱ってやったんです(こういう場合オラは子供だろうが女の子だろうが容赦しない!)。
しかし、この娘ヒゲ面オヤジに怒鳴られても謝らない、振り向かない、表情を変えずそのままのスピードで過ぎ去って行ったのであります。
耳の聞こえない子だったら?それはあり得ない!難聴等の子だったらもっと気を付けるだろうしこの子はヘッドホンも補聴器も付けてなかったし、何より目の前でオラが急ブレーキ掛けたのを見てるのだからボーっとしてたにしろ、それで気が付くはずだ。
この娘、年の頃は中三~高一くらいでヤンキーでも何でも無い一見ごくふつ~の女の子だ。
オラはこの娘の頭の中を理解した、即ち。
➀信号は赤だがここは進んで良い。
②青で進んだ車が私を避けようと急ブレーキを踏んだが私には関係無い。 ③ヒゲオヤジが何か怒鳴っているけど謝る必要はない。
④もしもぶつかっても悪いのは車を運転している方だから警察きたら訴えてやる。
⑤だから何事も無かったが如く私は行くのだ、ゴーイングマイウェイ!。
ホント、追いかけてってお尻ペンペン!してやりたくなるようなバカ娘でしたな!。
こんな娘があと何年後かに次世代の親になるんかと思うと先が真っ暗だなや。
最近の子供は反論するのだけが一人前で『謝ることを知らない子が多い』と感じるのはオラだけだろうか?。
『欧米か?』てなもんス。 教育が悪くなってるんだね、きっと・・・。
そう言えばピーマンもオラの店に来だした頃は謝る言葉を知らなかったが、(国語のテストいつも30点以下だし~)店内の物を壊したり、何かやらかす度にシャクティーパットしてやったら最近やっと『済みません!』という日本語を覚えた。
相変わらずオラの店に来ると何か破壊したりするけど、先の娘よりはピーちゃんの方がまだ可愛げがある!とオラは思う。
【秋・・・ですか?】
これでも青森の秋なのか?という残暑も終わり楽しい採集時期もほぼ終わりを迎えました(ルリ、ツヤハダ、マダラを採る人はこれからですが・・・)。
今年も無事に楽しませてくれた山に感謝のお礼に赴く頃であります。
ぼちぼち秋の味覚を楽しめる時期でもあり、近くの山を覗いてみたら栗が落ちていたので今夜の酒のつまみにと拾ってきました。
山芋堀りの準備もやらねばならんし、今年のキノコの発生が気になってきた。
昨年はサモダシ(ナラタケ)が皆無状態だったけどどっから採ってくるのか採る人はとるんですよね~(クワガタと同じだ)。
サモダシの代わりにムキタケは昨年腹一杯食べた。
今年はサモダシの味噌汁にありつけるのだろうか?。
夏~初秋の猛暑の影響が気になる・・・。
明日台風が来ますね、急いで今日家の周りの見回りをしまして手を打つべきところは打ちました(皆様対策はお済みですか?)。
今年春の暴風で2階ベランダに飼育用品を積み上げてたのを忘れたせいで、その後大変なことに・・・二の舞は踏まないようにしたい・・・。
【今まで食べた旨い物】
今まで生きてきて食したものの中で感動的に旨かったものがある。 オラはグルメでも何でもないから大したものは無いのだが幾つか挙げてみよう。
まず寿司であるが北海道のとある町で寿司屋がずらりと並んだところは何店か食べ歩いてみたけど全部値段だけが高くて感心するほどでもなかった。
ネタはまずまずなんだがシャリがどこも今ひとつだったように思う。
以前北海道の長万部町に住んでいた際、町に2軒しかなかった寿司屋さんはどちらも当時は最悪だったけど寿司を食えるのは1年に1~2回の時代だったから喜んで食べてたものだ。
が、この寿司はネタもシャリも皆駄目だったと思う。 先の寿司屋街にも美味しいお店はあるんだろうが行き逢えなかった。
今まで食べた寿司の中でこれは旨い!と思ったのは富山県黒部市の生地鼻にあった観光客など来ない地元の人の為の店である。
ここはネタが最高!シャリがまた最高!で、握り方も最高!で文句の付けようがなかった。
印象に残っているのが親父の酒のツマミで出てきた『タルイカのゲソ』である。
タルイカとは俗称で本当の名はソデイカと言うが、このイカはあまり美味しいイカとはどの本や記事を見ても書いてない。
しかしここの店で食べた際、甘くて本当においしかったので店の人にこのイカは何というイカですか?と聞いたら確かにタルイカですと答えた。
採れた場所や時期、仕込みに何かあるのかも知れない。
北海道の寿司のシャリが・・・と書いたが長万部に居たころは内地米が食べたくて仕方なかったことを思い出す。
長万部から親の転勤で青森に来た訳だが、米が美味しくて感動した。
しかし、その後親がまた転勤して富山県→新潟県と移ることになったが、オラは青森で高校と大学を終わったので夏と冬休みにそれらの県を訪れた際に食べた米は衝撃だった!。
オカズなんか要らない!米だけでどんどん食べられる!甘くてツヤツヤしている・・・。
ほんの一滴ほど醤油をご飯に足らしても旨い!。
最近のコンビニで売っているおにぎりで〇〇産ササニシキ使用!とかコシヒカリ使用!と書いてある米もなかなか旨いがこれはその更に1~2枚上の味だと思ってもらいたい。
去年スーパーでちょっとだけ贅沢してみたくて5キロ入りの魚沼産だという米を買ってみたけど高い割には全然おいしくなかった・・・。
これは多分混ぜ物をしてるか古米が混ざっていると思いました。 オラが食べた米の更にその上もあるはずだ。
それは条件の良い場所に田を持った農家個人から単体で栽培されて収穫された米だ。
これはまだ食べたことがないが、こんな米食べたら他の米が食えなくなるかも知れない。
新潟で、確か加島屋という店だったと思うがお茶漬けシャケなるものがあって、キングサーモンを使ってたような記憶があるんだけどこれがまた旨し!。
前項の新潟米が旨いのでこれで茶漬けで食べたらメチャクチャ旨いんだけど、これそのものを酒のツマミにしてもどんどん呑めてしまう。
口に入れるとシャケの濃厚な香りと味が口一杯に広がる逸品でありました。
夏みかんは酸っぱくて好きじゃ無いんだけど、ある年親戚から送られて来たものにはびっくりした。
こんな夏みかん食べたことが無い!と親が驚いてオラにも食べてみろと勧めるのでしぶしぶ食べてみたのだが、ぶっ飛んだ!。
酸味が強くなく甘くて、何より驚いたのがその果汁の多さだ!。
まるで果汁を圧縮してたのか?というくらい口の中にあふれ出てくる・・・。
こんな夏みかんもあったんだな・・・と思った。
自分で山から掘り出してきた自然薯、これも旨いですよ。 何しろ粘りが普通じゃ無い。
風味も豊かで長いもなんか目じゃありませんて。
味も濃くて、トロロイモにするのにだし汁でのばす際に気を付けないと焦げるくらいです。
これを炊きたてあつあつのご飯に掛けて食べると・・・最高です。
生のままざく切りにして醤油を掛け回し、しゃくしゃく食べるも良しです。
最後は蛇足ですがアカジャラと地元で呼ばれている岩礁にくっついてるホタテ貝のような形の貝です。
これは磯遊びの際にその場で流木などで火を起こして焼いて食べます。 調味料は不要!。
海の塩水だけで充分です。
ほんのり甘くて持って行ったビールや日本酒がすぐカラになります。
だが、不思議なことにこのアカジャラという奴、家に持って帰って食べても全然美味しくないんですな。
どう調理しても旨くない・・・不思議です。
【ボッコ靴到着!】
黒石市のスミトモ靴店さんに注文していた完全手作りの長靴であるボッコ靴が出来ましたよと連絡が来たので勇んで受け取りに行った。
この長靴は生ゴムで出来ており冬季のその暖かさ、履きやすさは尋常じゃないと言う。
冬に雪の降る中で動いている時は何の長靴でも足先はそうそう冷えるものじゃないけれど、じっとしているとすぐに足先から冷えてくるものだ。
真冬に作業や採集、観察をするにあたり性能の良い長靴が欲しかったのだ。完全手作りの為、どんなに頑張っても1日1~2足しか作れないとのことで昨年注文に行ったけれど出来上がりは来年の10~11月と言われてたので1ヶ月以上早く手に入れることができた。
これを一度履いた人の感想では手放せなくなる!と言うから今から楽しみです。
更にオラは卓球をしていた関係で脹ら脛が異様に太く、市販の長靴では厚手の防寒着の裾を中に押し込み難いのが悩みの種であったのが、手作りということで相談してみたら履き口の所を通常より3センチ広げて作ってくれました。
こういうのが手作りの良さですね。
雪は降って欲しくないけど性能を早く試してみたい気もする・・・矛盾です。
【大きなクワガタ・オオクワガタのお話】
先日久しぶりにお客様であるT山氏が店に遊びにきてくれました。 そこでこんな笑える話を聞いたのでご紹介。
T山氏の知人で函館出身の方がおられて、その方曰く函館の近くにオオクワガタが沢山居るところがあっていっぱい採れる!とのこと。
T山氏即座に嘘でしょう?と疑問を投げかけたら、嘘じゃないよ!じゃあ採らせてトラックの運転手してる弟に持たせてやるから××の日にフェリー埠頭に取りに行けと相成ったそうな。
約束の日にT山氏埠頭に行ってその弟さんから箱を受け取り、開封してみたら・・・。
『大きなミヤマがいっぱい入っていた!』。 その後でその方に会いましてあれはミヤマクワガタでしてオオクワガタじゃないですよと言ったら『えっ?大きいクワガタだからあれがオオクワガタってんじゃないのかい?』というお話でした。 この手の話はよく聞く話ですが微笑ましいスよね?。
そのミヤマはさすが北海道でなかなか見事だったそうであります。
【海へ・・・】
何年ぶりだろうか、海に泳ぎに行った。
夏泊半島大島へと・・・。
今日は山もクワガタも一切を忘れてひたすら(短時間ながら・・・)泳ぐのだ。
帰ったら一切何もしない日と決めた(アルコールの儀式とチュウへの餌供給だけね)。
貸しボート屋のサンライズフクシさんを尋ねる。
オヤジが丁度メシを喰っていて驚いた顔で『お~!久しぶりだな~驚かせるなよ~』と言いつつビールをゴキュッ!と飲んでいた。
ここの飼い犬のチェリー君、犬のくせに飽食が過ぎて糖尿病になり失明と難聴になっていたのでもうこの世には居ないだろうな・・・と思ったらまだ生きていた!。
何しろこの犬の好物は➀アワビ②ヤリイカ③マイカというからとんでもない犬だった。
釣りを終えて店内でイカ焼きをつまみにビールをゴキュゴキュ!っと飲むのが無上の楽しみだったのだが、オラがこれを注文するといつの間にか奥から出てきて『アタシにも頂~戴!』と座り込み、離れなくなる。
無視していると前足で頂戴!っと引っ掻いて催促し、それでも無視していると唸り声をあげて怒り出す。
いつも半分以上をチェリーに食べられてしまったものだ。
頭をなでながら顔を近づけ『オラが誰だか分かるか?』と声を掛けたら分かった様子だった・・・。
さて海だ。
大島にはかつての賑わいは無く、まるでプライベートビーチだ。 浅虫のビーチに行けば人も沢山居てビキニのおねェちゃんも居るのだが、男の海の遊び場は断じて磯である!。
数年ぶりに入った海はぬるま湯だった。
波間にプカプカ漂ったり潜ったり、北島泳ぎ(平泳ぎね)をした後で『チョ~気持ちいい!』とつぶやいてみたりした。 ちょっと驚いたのは、潜ったら岩の陰からガンジョウナギ(ギンポの地方名)が飛び出して来てオラの指先に噛みついてきたことだ。
家に帰ったら午後3時半だったが、早速アルコールの儀式に挑んだ。
午後7時にはヘベレケになり2階の部屋に戻るのがおっくうになったのでチュウの飼育部屋の真下の部屋で寝ようとしたらチュウが『下に居るんだろう!俺を遊ばせろ!』と暴れていたが無視して寝た。
【採集のついでに・・・】
毎日のようにクワガタ、クワガタと、それだけを目標に歩き回っているとアホになりそうだ。
物欲に捕らわれて不治の病『欲しい欲しい病』になりそうで怖い。 今度遠征に行くときはもっと景色を楽しんだり、温泉に浸かってみたりお土産買ったりしてみようと思うようになった。
土地の人と知り合い仲良くなるのも大事だしね。
その土地のラーメンとそばの食べ歩きもしたいな・・・。
【大脱走】
最近採集に血道をあげているせいか飼育品の管理が疎かになりがちで・・・脱走が相次いだ。
脱走兵を捕まえるのはプチ採集(笑)みたいなもんで、得意なんだがこのところ脱走に気づくのが遅れるせいで手遅れになるケースがある・・・。 まず、採集家I氏血統のフォルケプス♂が行方不明になった。
この半年以上脱走事件が無かったので油断していた。
だが、この件は時間が経過し過ぎていたようでオクラ入りに・・・。
次いで貴重な貴重な青森市〇〇産の数少ない♂が脱走!2日かけて捜索したが出て来ず諦めかけていたところで2階から1階へ階段を下りてきたところを無事保護した。
そして極めつけ!ある日成虫群の餌交換に飼育部屋に入ったら壁に立てかけていたスタイロフォームからゴソゴソという異音が聞こえた・・・。
よく見たら、スタイロの中から音がしてて、その下に粉々になったスタイロ破片が散乱してる・・。
『何だこりゃ?』と見てみたら、何とヨルゲンセンゾウカブトの幼虫がPET容器の蓋の穴からシールを破って脱走し、その中を30センチも喰い進んでいたのである。
もしこれに気づかなければ、こいつはこの中で蛹化していたのだろうか?・・・。